渋野日向子選手も才能あふれる選手ですね。
渋野選手を初めて見たのは2019年全英女子オープン優勝前の日本の5月の中京レディースオープンです。
その時私が見た時は、
渋野選手は61位タイでしたが気になり、
松田鈴英選手とスマホに動画を写し保存しました。
その時は全英女子オープンを優勝するなど思ってもいませんでした。
松田選手と渋野選手が確か同じ組でまわっており、
両選手とも飛距離の出る選手ですが、
松田選手の切り返しはよくなく、渋野選手の切り返しはいいなと思っていました。
でもただ少し気になっただけの感じでした。
そして全英女子オープンを改めて見たときの第一印象は、
体は下がらない体感のしっかりした、体を揺さぶらないスイングだと言う事はすごく感じました。
やはりソフトボールをやっていたことだけのこともあり、
岡本綾子選手も若かりし頃、迫力のあるスイングでしたが、
渋野選手もやはり、体を揺さぶらない体幹のしっかりスイングしたスイングだと感じました。
全英女子オープンを優勝した後も、
日本でも活躍されていましたが、
やはりシーズン後半はボールが左に飛ぶようになっていたようです。
その中でも優勝はされていましたが、
やはり切り返しが悪くなっていましたね。
左に飛ぶという事は調子が悪くなっている証拠なんです。
今シーズンは、
コロナの影響で開幕が遅れましたが、
どういうスイングの修正をしてくるのかと思いましたが、
切り返しは悪いままでした。
クラブヘッドの動きをインサイドに入れることによって左に飛ぶのをなおそうとしているように見えます。
手とクラブヘッドの動きがダウンスイング以降バラバラになっています。
これは涂阿玉選手がスランプになった時と同じ動きですね。
手の動きは左に飛ばそうとしているのに、
クラブヘッドは右に飛ばそうとしている。
だから練習では左に飛ぶのが修正されるかもしれませんが、
試合、特にプレッシャーのかかった場合などでは、
ホールが狙ったところに飛ばなくなっていきます。
左に行く要素と、右に行く要素が2つともあるからです。
これではだんだん成績が出なくなっていくように思います。
まだ詳しく見たわけではないのでもう少し観察が必要ですが、
やはり全英女子オープン優勝時よりも、
先は今シーズンのスイングは良くないように感じます。
どのように修正し、
これから頑張って言ってくれるのでしょうか。