宮里優作選手について

宮里優作選手もアマチュアの頃から強かった選手ですね。

確かアマチュアの頃に、太平洋クラブマスターズで10位入賞されているのではないでしょうか?

宮里優作選手ぐらいから、アマチュアでもプロの試合で上位に入賞する選手が出てきた最初の世代ではなかったでしょうか。

デビュー当時、後藤先生は宮里優作選手のことを、尾崎直道選手級の素質を持った素晴らしい選手だと評価されていました。
デビュー当時から、「賞金王は確定」とも言っておられました。

その後、初優勝はかなり遅く道のりは長くかかりましたが、やはり後藤先生の言葉通り賞金王になりました。

ショットはフェード系、なのに切り返しが良い。
それに割と左に振らない良い選手だと思いますが、少し腰を切るような感じのところがありますね。

近年は、年齢とともに体が少し硬くなり、
インパクトゾーンもだんだん短くなりかけておられます。
今年はあまりスイングを見る機会がありませんが、一度チラッと見たときに、
以前のような良さがなくなってきていたように感じました。

どこかで詳しく見る機会があればいいなと思っております。

初優勝や賞金王が遅くなったのは、やはり若い頃からパター、アプローチに難があるからでしょうか。

マスターズに出場された時に、後藤先生は「特にスライスラインのアプローチの打ち方がかなり悪いな」と言っておられました。

パターのグリップもいろいろ工夫されておられますね。

パター、アプローチを改善できれば、
まだまだメジャー大会優勝もありそうな選手だと思います。

頑張って欲しいものです。

松坂大輔投手

松坂投手は平成の怪物と言われた大投手ですね。

ただ後藤先生は、松坂投手の右足の使い方について欠点を指摘され、デビュー当時から200勝はしないだろうと予言されておられました。
キャッチボールの投げ方も良くないですね。

後藤先生はその投手の投げ方を見て、
前もっていろいろ予言をされる方です。

松坂投手の右足にはかなり不満があったようです。

本人は若い頃、怪我をしているのでそういう投げ方になると言っていました。

後藤先生は、それでも何とか投げ方は直せるだろうと、直さないといけないと言っておられました。
そして、後藤先生の言葉を表すかのごとく、松坂投手の200勝はなさそうな感じになってきたところでしょうか?

2020年日本オープン

2020年日本オープンの優勝は稲森佑貴選手でしたね。
おめでとうございます。

今年はコロナウィルスの為外国選手が来れず、すべて日本選手の出場でした。

この試合を観ていてまず最初に思ったのは、クロスハンドグリップが目立ったこと。

金谷選手や河本選手のように、若い選手でもクロスハンドグリップで打つ人が多い。

これはやはりショットを”回す打ち方”で打つからかなと思います。

ゴルフは円運動と線運動の合成。
みんな円の部分しかなく
線の部分を筋肉の遊びで作っている。
線の部分を技術で作っている選手がいないように見えます。

ショットを回して打っていると、
パターが順手では入らなくなる。

インパクトで身体が開き、そこから右腕のリリースをかけ距離を出している。

少し横に振っている。

この打ち方をしているとだんだん順手ではパターが入らなくなりますね。
クロスハンドグリップは円の部分しかなくなるからかな。

ただ金谷選手に関してはパターのヒールが浮く位近く立てている。
本能的に縦に振ろうとできています。
でもボールの頭を打っている、
ボールをパターでトップをさせている、ボールに順回転をかけようとしているのでしょうか?
これでパターが入るのは若いうちだけ、
身体が硬くなると入らなくなりますね。
これは女子の鈴木愛選手にも見受けられるところ。

谷原選手のパターは順手。
ひとつ感じたのはフジサンケイで優勝した星野選手と、パターの長所は同じところ。

私たち後藤理論がやろうとしている部分ができているような気がします。

3年連続平均パット数が1位だったのも頷けます。

ただ谷原選手も、星野選手も意図的にやろうとしているのかどうかというのがわかりません。

今回の日本オープンで
上位の選手で共通していいなと思ったところは「キレ」。

後藤先生は、プロ選手としてキレを重視しました。

それはタイガーウッズ選手やニクラウス選手に代表されるところ。

上位に来た選手は飛距離が出る、出ないにかかわらずキレが良かったですね。

後藤先生の言う「キレ」とはただ単にスピードがあると言うことではありません。
キレはゆっくりでも出せます。

金谷選手などは、
以前の方がスイングプレーンは良かったなとは思いますが、相変わらずキレは素晴らしいです。

稲盛選手は、
小さな2段モーションの入ったスイング。

2段モーションは悪くない、
野球のピッチャーでも2段モーションにした方がボールのスピードが出るそうです。

後藤先生はそう言っておられました。
だからよく2段モーションを止めて良いボールが投げれなくなった投手がおられますね。

ただ稲盛選手は、バックスイングを上げる前にクラブヘッドを前に後ろに動かす、
これを後藤先生はノコギリと言っておられました。
ノコギってから地面をトントン叩く、金槌をしてそれが止まるとバックスイング、
ノコギる部分が少し気になるかな。

ただ止まってるときがないのでそれが稲盛選手のリズムになっているのだと思います。

河本選手は飛距離の出る選手。
今回観たスプーンのフルショットのフォロースルーと、アイアンショットのフォロースルーのしかたが違いましたが、
アイアンショットのフォロースルーは親指、手首、ひじ、肩を痛めそうなフォロースルーですね。
このフォロースルーは丸山茂樹選手にも共通するところ。
丸山選手も親指を痛めていたり、肩の腱?筋肉?が切れてしまったでしょうか。

皆さん才能の豊かな選手。良いスイングを身につけて今後のゴルフ界を盛り上げてほしいものです。

鈴木愛選手

昨年度賞金女王の鈴木愛選手について。
鈴木選手は、体が柔らかい、体の筋肉が柔らかい選手ではないでしょうか?

バックスイングはかなり横に上がる、インパクトでも体が少し開いているのですが、
そこから右手のリリースをかけインパクトゾーンを作っている。
そうやってまっすぐ飛ばしている。
これは体の固い選手では真似のできないことだと思います。

これは女子に多いことですが、諸見里選手もこのタイプでした。
パターはバックスイングが地を這うように低い、そしてフォロースルーがすごく高くなる。

だからインパクトでボールの頭を打ってトップを打つことが多いですね。
これで入るのは若いうちだけかも。
そして最近、パターが入らないのか、
クロスハンドにもしているようですが。

パターの打ち方はバックスイングをそのままで、フォロースルーの位置がもう少し改善されれば良いのではないでしょうか?

ショット、パターとも少し改善していかないと若いうちだけで終わってしまう可能性も。

今後の活躍を期待しております。

渋野日向子選手について④

今回の全米女子オープンのスイングは見ていませんが、
ショットの調子は良かったようなことも本人のコメントではありましたね。

ショットがパーオンするからパター数が増えるみたいなことも書いてありました。

パーオンをしてパター数が増えると言う事は、
あまり近くにのっていないのかな?

ショットが良くなってきたとは言え、
まだ上位を狙えるショットの内容では無いのかもしれません。

パターも順手にかえられたようですが、
ショット、パッドともどういう打ち方になっているのか楽しみです

良いものになっていると良いですが。

30ヤードのアプローチ

デシャンボー選手が30ヤードドライバーの飛距離を伸ばしたとの事ですが、
かつて中嶋常幸選手も後藤先生についているときに30ヤード位ドライバーの飛距離が伸びました。
中嶋選手もトレーニングはしました。

しかし、それはウェイトトレーニングのように筋肉を太くするためではなく、
スクエア打法に必要な筋肉をつける、
スクエア打法に必要な筋肉を強くし、スクエア打法を身につけるためのトレーニングです。

ピッチングであったり、バット素振り、外野ノック、内野ノックなど、いろんなストレッチであったり、スイングを改造するためのものでした。

そしてボールに伝わるエネルギー効率を上げて、
ドライバーの飛距離を30ヤード伸ばしましたました。

伸び上がって沈む、カットするスイングから、縮んだ形から伸び上がる、
エネルギー効率の良いスイングによって飛距離を伸ばしたのです。

後藤先生に師事されてからマスターズに出場した時のこと。
オーガスタ15番ロングホールで、セカンド8番アイアンで打たれた記憶があります。

その時一緒にラウンドしていたニックファルド選手は、確かスプーンでセカンドを打っていたと思います。
それぐらい飛距離の差がついていました。

晩年、ニックファルド選手は
右を向いてドローボールのバックスイングをし、右に打つのかと思えば、左にフェードボールを打っていることが多かったです。
これはスランプの前兆です。

中嶋常幸選手もかつて伸び上がって沈んでカットするスイングでスランプになりました。

そこから後藤理論のアプローチ練習によって、沈んで伸び上がるスイング、放出するスイングに改善し、ドライバーの飛距離を30ヤード伸ばし、方向性もよくし、復活しました。パターからドライバーまで打ち方は同じ。

それを現実にするために、
やはり30ヤードのアプローチでスイングを良くすることが良いと思います。

そしてそうすることが、
パターからドライバーまでうまい選手を作り、
息の長い選手、選手生命の長い選手になっていくと思います。

そうすることが真に強いゴルファーにつながるのではないでしょうか?

デシャンボーのアームロックパッティング

2020年全米オープン、優勝されたのはデシャンボー選手ですね。
おめでとうございます。

デシャンボー選手のパッティング、アームロック式と言うそうですが、
これは腕まで長尺にしたパッティングと言うことでしょうか?

まるで長尺パターを扱うような打ち方で打っていますね。
軌道がテレビではよく見えませんが、どうやらまっすぐ振れていそうで、フェースの向きもあまり変えていないように感じます。

長尺パターは、体に固定をすることが禁止になり、使う選手がほとんどいなくなりましたが、その長所を活かしたような打ち方になっています。

なぜこんな打ち方になったのか。
やはりウェイトトレーニングのしすぎではないでしょうか?

普通の打ち方では繊細な感覚が要求されます。

ましてやあれだけウェイトトレーニングをしてしまうと、軽いパターは振れません。

今、フィル・ミケルソン選手が、シャフトに多量の重りをつけてパターを打っています。

これも、軽いパターでは手が震えてしまう、そんな感じになっているためではないでしょうか。

重いパターしか振れない。

倉本選手も晩年は、
長尺パターを短尺の長さに切って重たいパターを使っておられる時がありました。

つまりウェイトトレーニングをしてしまうと、感覚がなくなってしまうのではないでしょうか?

イチロー選手はそれを嫌います。

だからウェイトトレーニングをすごく嫌います。

後藤先生もそうでした。

デシャンボー選手のゴルフを見ていると、
もうマッスルスポーツ、
ゴルフではないような気がしてきます。

ドライバーの飛距離を30ヤードのばしたり、すごい事はされている、すごい成果を出されているとは思います。

しかしやはりゴルフは、
マッスルスポーツではないと思います、
マッスルスポーツであって欲しくは無い。

後はあれだけウェイトトレーニングをして、選手生命がどうなるかと言う問題になってくると思います。

息の長い、選手生命の長い選手でいられるのでしょうか?

これからデシャンボー選手がどのようになっていくのか見極めていきたいと思います。
デシャンボー選手がパワーだけとは言いませんが、パワーでなく、技術でゴルフをする選手を見てみたいものです。

後藤先生の言葉曰く、
ゴルフは気合いでするものではない、
技術でするもの
と言う言葉があります。

後藤先生の教えた選手は、皆選手生命が長い、息が長い選手となっております。

またその話は機会があればしたいと思います。

渋野日向子選手について③

「もともと、いつかは(順手に)戻さなきゃいけないと思っていた。2試合クロスハンドでやってみて、自分の癖もちょっとずつ減っていっていた。1週間練習して、(やはり)癖も減っていたので、そろそろ戻してもいいかなと思って、戻しました」

ゴルフダイジェストのウェブニュースに載っていた渋野日向子選手のコメントです。

まずは順手に戻してくれてよかったかなぁと思います。

もともと戻すつもりではいたそうですね。

自分の癖が減ってきたので、という言い方をされていますが、どんな癖を直そうとしたのでしょうか?

私が思いつく限りでは、
手首の使い過ぎか、
腕の使い過ぎでしょうか?

手首を使わない、腕を使わないと言うことを心がけてクロスハンドにしたのでしょうか?

今思いつくのはそれだけですが、
まだ他に理由があるのかもしれません。
ただ、パターの調子が悪いことの答えはそこにはないと思うのですが。

もう少し違うところを変えないとパターは入るようにはならないのではないでしょうか?
テレビだとなかなか飛球線後方や、
良い角度から打ち方が見れないので何とも言えませんが。

頑張って欲しいものです。

田辺ひかり選手

田辺ひかり選手も、
全米プロゴルフ選手権で優勝したモリカワ選手と同じように、このコースがホームコースのような感じでしたね。
何回もラウンドしたことがあるようなコースだそうです。

その地の利を生かして2位タイになりました。
もちろんコースを知っていても、実力がなければ上位には入れないのですが。

田辺選手の良いところはやはりフォロースルーでの右腕の長さでしょうか。

下半身の動き、前傾を保ったまま振ることなど、
左に行く様子が多い中でまっすぐ飛ぶのは、やはり右手の長さでインパクトゾーンを作っているためです。

これで下半身でインパクトゾーンの長さを作れたり、
体幹でインパクトゾーンの長さを作れればもっと良い選手になるのですが。

クラブを短く持っているところもいいと思います。
少し短く持ちすぎのところもあるかもしれませんが、やはり長く持つよりは良い。

短く持ってヘッドだけを走らせることはできないので、
腕を振る、シャフトを振るスイングになってくると思います。

これは男子の賞金王の選手とも共通している部分ですね。