芝の種類は関係ない、空間でボールを捉える

後藤先生の考えをお伝えしたいと思います。

体型体格に劣る日本人が、世界で活躍する、メジャーを優勝しようと思うと、スイングを良くするしかありません。

例えば外国人が60点のスイングで優勝できるなら、日本人はそれ以上、100点のスイングを極める必要があると言うお考えでした。

だから選手には大型完全スクエア打法の、
完全なる習得を求めました。

そして芝の違いに関しては、
空間でボールを捉えると言うお考えでした。空間でボールを捉える、少し解りにくい言葉かもしれませんね。

これは芝の上にボールがあるのではなく、
空間に浮いているボールを打つと言う考えです。

ですからどんな芝の上にあっても、関係ないと言うお考えです。

そういう考えのもとに大型完全スクエア打法はできております。

将来、ボールを空間に浮かしてそれを打つ練習ができれば、バミューダ・ベント・高麗などどんな芝の上でも関係なく打てると言うお考えでした。

言葉では伝わりにくいかもしれません。
ティーアップもボールを空間に浮かして打つ事になりますが、ティーアップすることなくボールを浮かしてそれを打つ練習をすると言う意味です。
だから私たちは、ティーアップでの練習が多かったのです。

後藤先生はそんなことを考える素晴らしい先生でした。

松山英樹選手⑦の2020年マスターズ初日14番のセカンドショット

14番左のセカンドカットからのショットを見ました。

ピンが左に立っていて、少しピンの右を向きながら、バックスイング始動は良いところに上がりましたが、途中からフラットに、以前よりトップを低くしたように感じます。

そして少しフェイスが開き気味。
でもトップを低くすることによって、
フォロースルーが高くなる。

これはジャックニクラウス選手が歳を重ねるうちにスランプになり、アップライトなスイングを、トップを3センチ低くして復活した時に似た直し方だと思います。

しかしトップを低くしたことによって、ジャックニクラウス選手は世界最強のスイングから、少し点数が落ちたスイングになりました。

この直し方だとしばらくは良いかもしれませんがまた弊害が出てきます。

トップを低くすることによって少し左に行きやすいのを、トップでのフェイスの向きを少し開くことによって解消しているようです。

そして右に飛ぶのをフィニッシュで体を回すことによって抑えています。

フィニッシュでの右足が、後藤先生の言葉で言う「ヨーデル」と言う右足になっています。
これはあまり良くないと言うことです。


ただこのショットでは、最近悪かった切り返しは良くなっていますね。

フォロースルーの左腕は以前より良くなっています。

このボールが、
ピンの左に乗るのではなく、
ピンの右に乗ってバーディーを取っているともっと良いのですが。