2020年リコーカップ

2020年リコーカップの優勝は原英莉花選手でしたね。

おめでとうございます。

原英莉花選手はフェードが持ち玉、少し左に振りますね。

素振りは完全に左に振っている。
身長があり腕が長いので、それだけでもインパクトゾーンが作れる体。
身体的にすごく恵まれていますね。
うらやましい。

フォロースルーでの右腕の長さが目に付きますが、原選手の特筆すべきは下半身の動き。

本人は意図的にやっているのかどうか分かりませんが、後藤先生の言う『フロントプレス』の動きになっている。
完全にと言うわけではありませんが、その動きができている。
始動が、全英オープンチャンピオンでオリンピック銀メダリストのステンソン選手とジョーダン・スピース選手を合わせたような始動になっていますね。

また13番のセカンド、5番ウッドの足の動きだけが他のアイアンショットと違う。
すごくいい動き?になっていますね。

ただパターは苦手かな?
ショットが左に振るので、パターも左に振り気味。

左に振る人はパターも左に振ってしまうのでだんだんパターが入らなくなってきます。

今現在でも体が柔らかいのである程度は入っていますが、パターが苦手ではないでしょうか。 これから体が硬くなってくるとどんどん入らなくなってくるような気がします。


予想通りというか、古江選手が2位まで上がってきてくれました。
前回エリエールオープンのブログを書いた時は、29日になっていますがリコーカップの3日目が終わっての夜中に書いたブログです。

古江選手は2日目は西村選手と2位タイでしたが、3日目に西村選手が2位になったのに対して古江選手は3オーバー10位タイまで順位を落としていました。

しかしやはり今年1番良いのは古江選手と思っていましたので、最終日はスコアを伸ばしてくれるのではないかと思っていましたが、やはり2位まで上がってきてくれましたね。スイングの良い選手が上位にきてくれます。

西村選手と古江選手、同じ年齢ですが、やはり古江選手の方がインパクトで体を開かない、その他諸々スイングは古江選手の方が良いように思います。

前回のブログで、古江選手のスイングが今年は1番良いように感じますと書いていましたが、もう少しで3週連続優勝、2週連続優勝+2位と言う形でやはりすごい成績を残しました。

ましてや1試合で4イーグル、これは史上初と言う話であり、その結果にはあのスイングであればと言う納得はいきます。

昨年の終盤から渋野選手のスイングはもうおかしくなっていて、スランプにならなければ良いなと思っていましたが、今年の古江選手のスイングはまだそんなに悪くはなっていません。

ただテレビだけでも、右手を離してしまうシーンを2回見ました。
インパクトで体が突っ込み左にボールが飛ぼうとしているのを、
右手を離して防いでいます。
珍しい。

打った後フィニッシュを崩さない選手ですが、体が疲れてきているのか。
腰も痛めそうなスイングです。

しかし昨年の12月の渋野選手ほどスイングが悪くなっていない。
さあ、このオフでどういう風に変わってくるのでしょうか。
オフの過ごし方を間違わなければ良いですが。

これから、この上の成績を目指すのに、
この上のスイングを目指すのにどのように考えるでしょうか。
それがわかっているのでしょうか?
かなり今の中で完成されたような形。
これから上を目指すのが難しくなってくるような気がします。


笹生選手は、今の女子の中で一番優れた原石、優れた才能を持っているのではないでしょうか。

これからの磨き方次第ですが、海外メジャーの優勝もあり得るような素晴らしい才能を持っておられると思います。

しかし残念ながらまだ荒削り。
また、2週連続優勝をしていた頃のようなスイングの良さが今はありません。

スイングを崩していますね。

笹生選手の方が、まだまだ改善点がいっぱいあり、その中でこの成績を上げているこういう事はやはり凄いことだと思います。

まだまだ伸びしろがある。

うまく育っていただいて海外メジャーに勝てる選手になってほしいと思います。
原選手と同じ、ジャンボ尾崎プロに教わっておられるようですが、
始動は原選手とは全く違うものですね。
バックスイングの始動はどういうふうに教わっているのでしょうか?
後藤理論では始動はこうだと言う理論があるんですが。


渋野選手は、切り返しが良くなったり悪くなったりまだ改善の余地があります。

ただ腕がサル腕(サル腕ってわかりますよね?肘が逆反りする位柔らかい腕のことです)

、かなり腕を固めて振っていますね。

他にもいろいろ書きたい事はありますが、
渋野選手にとって良いのは、スイングプレーンが縦振りになっているところ。
その点はすごく良い点だと思います。

あとパター。
パターのアドレスで、渋野選手と古江選手は膝を曲げれているのかな。体が柔らかい、筋力がない、遊びを取らなければパターが入りにくい女子選手にとって、この二人はアドレスで膝が曲がっている。
良いことだと思います。

今年は国内は終わりましたが、まだ全米女子オープンがあるんですね。日本選手がたくさん出場するようですね。

ここで自分たちの今の立ち位置がわかってくるのではないでしょうか?



上田選手はインターネットのゴルフレッスンで縦振りと言う言葉を使っていますが、
縦振りをどんな定義にしているのでしょうか。

後藤理論にはどういうものを縦振りかと言う定義があるのですが。

上田選手のスイングを見ると、
腕は縦に振ろうとしていますが足、腰、体幹は横に振ろうとしているように見えます。

後藤理論のいう縦振りとは少し違うようです。






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