最近、今まで教えていた中川プロ以外にもう1人選手が習いに来られています。
アメリカ下部ツアーにも行っていた選手だそうで、もう一度トーナメントでがんばってみたいと言うことでお越しになりました。
ゴルフを始めてからフェードでゴルフをやっていたそうです。
ボールが最近左に飛ぶので、右を向いて引っかければグリーンの真ん中に飛ぶと言う感じでゴルフをし、右にまっすぐ飛べば右からアプローチをすればいいやと言う考えでやっておられたそうな。
典型的な左に飛んでスランプ、引退に近づく現象ですね。
またその左に打ったボールがフェードではなく、逆玉も出るようになっていたそうです。
最初に来て、パターアプローチアイアンドライバーまで全て打たせましたが、やはりかなり左に振っている。
当たり前のことですが、同じフェードでも松山選手とは全然違ったスイング。
まずはやはり後藤理論としては、パターとアプローチを教えます。
アプローチを教えたときに、このプロは「パターとアプローチがこんなに感覚が違うのに、ショットを打っても無駄」と言いながら、ずっとパターの素振り・アプローチの素振りをしていました。
その辺はさすがだなと思いました。
アマチュアの人にはパターとアプローチを一生懸命覚えればショットが変わるといくら言ってもショットを打ちたがったりします。
フォロースルーはどうするのとか聞いてきたりします。
こちらが1番早く上手くなる方法を教えているつもりなのに、なかなか聞いてくれません。
そのあたり、やはりプロはさすがだなと思いました。
上手くなろうとする方、上手くなる方は感覚が少し違うのかなとつくづく感じました。
まだ2、3回しか教えてないので、性格も含めてまだまだ未知の部分はありますが、彼の努力次第では何とかなるかもと感じております。
でもやはりスイングを変えるのは難しい。
中川プロもずっと見ていて少しずつ変わってはおりますが、やはり先を良くするのは簡単な仕事ではありません。
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このプロは教えて間もないですが、10年ぶりにホールインワンをしたそうです。
でも目標がシードを取りたい、トーナメントで活躍したいと言う事ですので、ホールインワン1つで喜んでいるわけにはいきません。
ただやはり、アプローチを覚えようとする事は、ショットにつながってきます。
でもそれは後藤理論のアプローチをするからです。
後藤理論のアプローチはインパクトゾーンを作るから、そういった考えでアプローチの練習をしている方も見ますが、やはりアプローチの良い打ち方ではないので、これではショットが良くならないと感じることがあります。
パター論とアプローチ論はやはり他のものとは一線を画するものがあると思います。
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