アメンボすくい

大谷選手のスイングが、よくアッパーブローのスイングだということが多くの方々に指摘されます。

落合博満氏も、昔ならあのアッパースイングは直されたということを言っておられました。

大谷選手のスイングに関しては以前も申し上げましたが、アッパースイングではないと思います。

ダウンスイングではヘッドを下ろさず振り、体を開かず、フォロースルーは上に上がっているように見えますがこれはボールを上げる技術かな。

後藤先生はよく『アメンボすくい』という言葉を使われました。

水の上に浮いているアメンボを取るにはどうするか。

アメンボを上から叩いてしまってはアメンボは死んでしまいます。
これはダウンブローかな。

逆にアメンボをすくいあげようと手前の水に着地して上に振り上げると、
アメンボには当たりません。
これがアッパーブローのスイングかな。

アメンボすくいは、手が上から降りてきて水面を薄く着地し水面を薄く水平移動しながらまた上にあげる。
そうするとアメンボが手に当たってアメンボを取ることができる。

これが上から上のスイング。

上からおろしてインパクトゾーンがあり、そこからまた上に抜けていくスイングになります。

これができていたのが大谷選手。
今はそれができていませんね。

アメンボすくい、新田先生や後藤先生はそう名付けました。

そしてイチロー氏の素振りも上から下へ振って下から上へ振り上げる素振りをしていたのを記憶されているでしょうか。

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