渋野日向子選手

ショップライトLPGAクラシック 事前情報◇9日◇ストックトンシービューH&GC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>

水曜日、木曜日と2日間にわたってプロアマが行われる今大会。水曜日に出場した渋野日向子は、木曜日はメンバー入りせず。約2時間にわたりドライビングレンジで打ち込み、その後は練習グリーンで球を転がして調整した。

ショット練習では、この日もほぼ一球一球後方から動画を撮影してチェック。その動作を各番手ごとに繰り返した。意識しているポイントは「いろいろありますが、トップと振り抜きですね」と語る。具体的にはどういうことなのだろうか。

「私の悪いクセでトップがすごく低くなってしまう。トップが低いから、ボールをとらえたあとあおり打ちとなってしまう。それがここ数試合多かった。去年まではトップを低くそこから打つということをやってきたけど、自分がやりたい動きができるようになってきたから、今はもうちょっと高く上げてもいいかなと思っています」

それができていたのが今年の4位に入った「シェブロン選手権」であり、2位に入った「ロッテ選手権」だった。その時の動画を見つつ、今のスイングと比較しながら調整に取り組んでいる。状態は上がってきており、「まだ、あのときより“すっ”と振れる感じはない」としつつも、「近づいてきているかなと思う」と復調を示唆した。

はっきりとコーチをつけずに転戦している渋野。だが、目指すべきスイングはハッキリと視界に入っている。

アルバのインターネットに載っていた記事です。

渋野選手が、
自分のトップについて言及していますね。

渋野選手は言うこのトップが低いと言う意味はどういう意味なのでしょうか。

フラットにあげていると言う意味なのか、
コンパクトになっていると言う意味なのか。
そこが掴みにくいですね。

どういうふうに 修正してくるのか。

このブログで何回も支部の選手のトップが良くない事は言及しております。

私の言う渋野選手がトップが良くないと言うのは、
コンパクトであることもそうであり、
フラットに上がっていることもそうです。

トップの基本は腕は12時、
シャフトは3時です。
もう少しアップライトに上げる必要があります。

バックスイングの軌道がフラットになるのかアップライトになるのかと言うのは、
球筋によって変わります。

ですのでここに上げると言う1つの正解があるのではありません。

それは伝えておきます。


渋野選手の良さはダウンスイング以降インパクトフォローするフィニッシュにかけてはすごくいいです。

ただやはり全英女子オープンの時の方がトップの点数は良い。

なぜトップをフラットにしたのか。
それはやはり左に行くのを嫌がったのではないでしょうか。

左に飛ぶボールが多くなり、
それを修正するのにトップをフラットにし、
インサイド横から入れるようにし、
左に行くのを抑えるような動きにしたように見えます。

それ以外の意味もあるのかもしれませんが。

ボールが左に飛ぶのをそういう治し方をしてはダメ。
左に飛ぶボールを直すのに、
右の要素を入れているだけですね。

ではなく左に飛ぶボールを直すのに、
左に飛ぶボールの要素をなくさなければ、
その要素を直さなければならない。

そこに直し方の違いがあるのです。

トップを高くしなければならないと言うのは以前からこのブログで言ってきたこと。
このブログも読んでくれていると良いのですが。

さてどんな直し方をするのか。

でも以前はトップを低くすることをスイング改造とし、
低くなりすぎたのであげると言うのでは何かその場当たり的な感じがします。

やはりどういうスイングが理想なのかと言うのは理解できていないような気がします。

それとよく、
昔の、全英女子オープンの頃にスイングを戻すべきと言う意見がありますが、
スイングと言うものはいきもので、
その若かりし頃のスイングに戻すと言う事は絶対できません。

体が違い、
たとえそのスイングに戻せたとしても、
同じ結果は出ません。

スイングは進化していくのみ。
その進化への道筋が見えなければ今のプロゴルファー、
石川選手や、
渋野選手もそうですが、
才能あるゴルファーがスランプに陥り、
迷ってしまうのです。

ちなみに石川選手ももうスイングが渋野選手以上におかしい。
これもこのブログで何度も書いていますが、
近年で一番、悪くなってきたのではないでしょうか。

1つにシャフトを寝かそうとしている。
まずあのシャフトを立てるだけでもずいぶんスイングが変わるのですが。

どんどん変則スイングになっていますね。

尾崎将司選手がかつて、
今のスイングを冷凍保存したいと言ったコメントを残したことがあります。

後藤先生曰く、
スイングは生き物、
冷凍保存などはできない。

スイングは常に生きているのです。

その場でとどまると言う事は無い。

だから常に本当に正しい方向に進んでいく日々の努力が必要です。

そしてもちろん過去に戻ることもできないのです。

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