野人

今年、最後の投稿は野人くんへのお尋ねも多いので、
野人くんのことをここで少し書いておきたいと思います。

野人くんは今、ゴルフとは少し違う道に進んでいます。

彼は、
今、自分が選んだ道でがんばっています。

先生が亡くなられた直後は、
一緒に練習したり、
一緒にラウンドしたりしていましたが、
野人くんが新しい仕事を始めたり、
私も忙しかったりで、
今はなかなか一緒にラウンドしたりする機会もないですが、
電話ではよく話をしています。

彼の仕事がだんだん覚えていき、
少し余裕も出てきて、
他のこともできるようになってきたので、
ゴルフのラウンドなどもたまにしているようです。

私も最近忙しく、
今までは月に、
2回、
多いときには、
3回ぐらいはラウンドできていたのですが、
この11月、12月はラウンドワン全然できていません。

でもそろそろ、野人くんとラウンドする機会を持ちたいなぁと思っております。

この前の回のブログでも書きましたが、
やはり持って生まれた才能と言うのはあるのでしょうか?

同じ努力をしていても、
たとえそれ以上の努力をしたとしても、
その天才たちと同じ結果は出せないような気がしています。

プロとしてはやはり結果が全て?
プロの役割として、
周りの人に見ていただくと言う役割がある以上、良い結果を出すと言う事は、やはり大切なことのひとつですね。

でも私は、
やはり人間性とか、その人の人生の過程、
練習の過程も重視してしまうかな。

そういう点で、
野人くんと言う人は、
高校卒業してから、
10年以上、後藤塾に在籍して、
その生活、
彼が努力し続けた人生と言うものは、
大谷選手や、
井上選手に匹敵する、
もしくはもしかしたらそれ以上の努力をしてきたのではないかと感じています。
今まで後藤塾に在籍した人の中で、素晴らしい人はたくさんいましたが、その中でもダントツの一番です。
彼の後藤塾での生活を見て、
見た人は、
おそらく自分はあんな生活をできないと思うのではないでしょうか。

私は彼と同じ事はできないと思いますと言うかできない。

自主的であったのか、
彼が望んでいたのかどうかは分かりませんが、
少なくとも彼が後藤塾で送った生活と言うものは
すごい、素晴らしいものがあると思っています。

もし、
彼が今度、生まれてきたとき神様が、
彼にゴルフの才能を与えたのなら、
もしかしたら、タイガー・ウッズ選手以上の選手になっていたのではないでしょうか。彼はそれぐらいの努力をしてきた。

彼が才能のある分野である努力を研究し続けれたら、
政治家であれば、
世界を動かす政治家になれたと思うし、
野球の才能があれば、
大谷選手やイチロー選手を超える成績を出せたかもしれないし、

ボクシングの才能があれば、
井上尚弥選手のような成績を出せたかもしれません。

もし実業家になっていれば、ビルゲイツ氏以上の実業家になるかもしれません。


ああいう人間は、すごく信頼のできる人間です。純粋で一途で、人を大切にする。
今でも、後藤先生は野人くんを守っていると思います。もしもう一度、彼と同じ時代に生まれてきて、ゴルフで争うようなことがあったら、今度は絶対負けてしまいそうな。
だから今からもっと切磋琢磨して、自分を磨いて、彼に負けないようにしなければなりません。
彼は、私にとって大切な人間の一人です。

関連記事

  1. フォロースルー

  2. 2021年全米プロゴルフ選手権の松山英樹選手

  3. 吉田優利選手

  4. 阪神タイガース 村上頌樹投手

  5. 2021年全米女子オープンゴルフ選手権優勝 笹生優花選手

  6. 岩井千怜選手

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA