笹生選手の全米女子オープンでのスイングを見ました。
うーん、
一時期よりは良くなっていますが、
やはり日本で初優勝した頃のスイングの方が少し点数が高いかな。
スイングがトップ、フォロースルーともう少しフラットになっている。
でも一時期よりもキレは戻っている。
インパクトがだんだんテニスで言うフォアハンドになってきていますね。
体がだんだん開いてきている。
もっとバックハンドのインパクトにして欲しいかな。
まだちょっと少ししか見てないので、
はっきりした事は言えませんが、
今のところフェードを打っているのかな?
必要に応じてドローは打っているのだろうか?
スプーンでワンオンさせたホールでも、
かなり曲がりの大きいフェードを打っていた、
スライスボールと言っていいだろうか。
メジャーの最終日、
4日目のスイングなので、
少し乱れてきてもしょうがない部分もあるのですが、
切り返しが良いのと悪いのとあった。
でも悪いのばかりではないので。
アプローチの打ち方はあまり良くない。
これは、
笹生選手だけでなく、
渋野選手や、
山下選手
鈴木愛選手
など、
多くの選手に言えることです。
バンカーショットも同じです。
あまり良くない。
青木功プロのような良いバンカーショットを見てみたいなのですが。
最近の選手で
これはすごいなと言うバンカーショットやアプローチのスイングを見たことがありません。
笹生選手のスイングで、
これも正面からのスイングを見ていたいので、
正面からのスイングでチェックしたい部分もあるのですが。
渋野選手と同じでこれを見ないと何とも言えない部分もあります。
ただやはり、
ショットと言う点では、
素晴らしい才能を持った選手ですね。
もっと良くしてもっとすごい成績を残してくれると嬉しいですが。
パターは
あまり上手くない。
下半身は良い、
微動だにしない安定した下半身という感じがします。
ただ、
こんな言い方をしてはいけないかもしれないのですが、
上半身の使い方がひどすぎる。
あの使い方でパターが入ってるのはやはり若いうちだけかな。
ましてや今回の全米女子オープンでも、
入れれそうなパターをどれだけ外していたか。
それが入っていたら、
ダントツでぶっちぎりの優勝。
他の選手よりそれだけ才能の差がある選手です。
日本の藤田かれん選手もパターがあまり上手くない。
上半身の使い方が、
パターの打ち方の欠点が笹生選手と同じかな。
藤田選手もショットは好きな打ち方なんですが。
パターを良くすると、
もっと成績上がってくると思います。
ただ藤田選手のショットもまだショートアイアンでしか見ていないので、
ドライバーやフェアウェイウッド、
ユーティリティなど長いクラブでどんなスイングをまだ見ていないので、
わからない部分もあります。
ただ、
女子の上位の選手、
以前からこのブログで挙げている、
笹生選手、
渋野選手、
畑岡選手、
古江選手は、
パターをクロスハンドにしているのは畑岡選手だけかな。
本当に強い選手、
タイガー・ウッズ選手やジャック、ニクラウス選手などは順手のパターの打ち方をしている。
クロスハンドグリップではパターをしないかな。
クロスハンドの打ち方はどうしても好きになれない。
だから、この中で
畑岡選手だけは少し?がつくところなんですが、
クロスハンドなのに、
切り返しが良い時がある。
これはクロスハンドで打っていたジムフィーリック選手にもいえることで、
偶然なのだと思いますが、
後藤理論の切り返しをしている時がある。
もう畑岡選手も普通の持ち方にグリップは変えれないかもしれませんが、できたらクロスハンドを止めてくれるともっと好きな選手になれるんだけどなぁ。
男子で強い選手、
中島選手や、
金谷選手、
多くの男子の強い選手がクロスハンドではないだろうか。
男子の強い選手ってクロスハンドが多いような気がして、どうしても物足りないというか、
好きになれない。
星野選手が順手の普通のグリップ。
星野選手ってパターが結構いいんですよね。
自分でレッスンがしているときに言ってることと、
自分がトーナメントでやっていることが違う。
トーナメントでやっていることの方が正しいのに、
人に教えるときには違うことを言っている。
多分だから自分が何をしているのか、
パターで自分が何のがいいか理解していないんだと思います。
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