2024 日本プロゴルフ選手権 杉浦悠太選手

日本プロゴルフ選手権の優勝者は杉浦悠太選手でしたね。
おめでとうございます。

どうしても最近、
日本の男子プロに良いスイングの選手がおられないので、ここで書く機会がすごく少なくなってしまいます。
久しぶりに、
ちょっと日本の男子プロについて書きたいと思います。
まだ今回の日本プロのスイングは見ていませんが、
杉浦選手も今の男子の中では、
割とスクエア打法に近い方。

かつて後藤先生が片山晋呉選手や、
松山英樹選手のスイングを見て、
時々、わしが教えたように振ると
言うことを言っておられたことがありましたが、
そこまでではありませんが、
後藤理論に
近い部分がある選手。

杉浦選手がアマチュアで優勝したダンロップ、フェニックストーナメントの後に、
予言的に
このブログの2023年12月3日のところで、
中島選手や、
蝉川選手、金谷選手よりもスイングが良いと言う事は書いてあります。
ただ、ここで中島選手の方がキレはあるかなと言うことも書いています。
また、その事は後日、書きたいとも思いますが。
よかったら、2023年12月3日の投稿も読んでおいてください。

ただここでは現時点でと言う言葉になっていますが、
よくプロ入りしてスイングが悪くなっていく選手が多い。

杉浦選手も今、フェード打っているのかな?
切り返しが少し悪い時もありますが、
そんなに去年のフェニックストーナメントからスイングが悪くなっているわけではない。

男子プロのことをこのブログで書く機会が少ない、
その中でも時々書いているとは思うのですが、
過去のこのブログを読んでいただければわかっていただけると思いますが、
以前から書いてあるのは、
あえて強いて言うならなのですが、
中島選手や杉浦選手のスイングが割といいかな。

かつて桂川選手もいいのかなと言う部分がありましたが、
最近だんだんスイングが良くなくなってきているかな。

それでも他の選手よりは良い部分もあるので、
今年も割と良い成績を残している時もある。

でも世界戦で通用するスイングではない。

特に世界のメジャーでは。

ポテンシャルだけで言うと、
持って生まれた才能から言うと、
一番、現時点で世界のメジャーに通用しそうなのは、河本力選手なんですが、いかんせん、スイングが悪い、良くない。
一昨年ですが、
良い成績を残しかけましたが、
飛距離が出るだけに安定性に欠ける。

またその不安定な部分を改善しようとするやり方が、
スイングの改造の仕方が間違っている。
だから、メジャーの世界戦から遠くなっているような気がします。

河本選手は、
ジュニアの頃は、
確か、
後藤塾の元生徒に教わっていたような。

お姉さんの河本結選手もそうですよね。

お姉さんの河本結選手は、
後藤先生のところにいちどお越しになられたことがあるのではないでしょうか?

今のスイングは、
後藤理論の微塵も見れないようなスイングなんですが。

松山選手を除いてあと、
ポテンシャルの高い選手をあげたいと思うのは、
本当は河村選手よりもやはり石川選手かも。

あれだけ若い頃から活躍して、
持って生まれた才能としては素晴らしいものがあるとは思うのですが、
より良い成績を上げようとして、
より上を目指そうとして、
アメリカを目指そうとして、
スイングの改善を目指していった方向が間違っていたかな。後藤先生が石川選手のマン振りを褒めていたこともあったのですが。

世界に挑戦しているのは星野選手でしょうか。
星野選手も好きな選手であるのですが、
ショットは引っ掛けドローですね。

後藤先生の言う三輪車ドロー。

パターは良い部分があるのですが、
スイングのレベルで言うと、
今平選手が世界に挑戦していたことと同程度か、
それより少し上かなと感じる位です。

引っ掛けドローでは世界戦、
特に世界のメジャーでは通用しない。

ポテンシャルも良いものを持っているので、
もっとスイングを良くして活躍してほしい1人なんですが。

このブログの以前の投稿で、
蝉川選手と、
大西選手は変則スイングで世界戦に通用しないかなと言う事は書いていると思います。
蝉川選手も確か兵庫県出身で、
同郷なので、
ぜひ頑張ってほしい選手の1人ではあるのですが、
スイングを見る限りは、
もっともっとスイングを良くしなければと言う印象を否めません。

ただあれだけの変則スイングでゴルフを覚えてしまうと、
それを直すのも非常に大変なのですが。

どちらにしても、
大西選手の蝉川選手の筋肉の遊びを利用して、インパクトゾーンを作っているだけなので、
選手生命の長い選手にはなりにくいです。
このお二人のことも、また、機会があったら、
詳しく書きたいとは思いますが。

確かに、どんな選手でも、
一度調子が落ちてきた、
スランプに陥った選手を高みに上げていくのは非常に難しいことです。

それはかつて後藤先生のところに私が入門したときに、中嶋常幸選手が後藤先生に習っておられましたが、
非常に苦労をしている姿を見ました。

でも後藤先生が教えるとジャンボ尾崎選手もそうですが、どんどん復活していった。

後藤理論と言うものはそれだけ素晴らしいものです。

でも、
後藤理論を知って、実行しようとしても、
なかなか上達しない場合もあるかもしれません。

実行することが難しいから。

でも1つ言えるのは、
確実に言えるのは、
スイング改造に迷いが起こらない。

この道を歩めば自分が目指すものが手に入る。

中嶋プロは後藤先生のことを
かつて船の羅針盤に例えられましたが、
自分の行く方向を正しく示してくれる理論です。
海の上で行く方向もわからない、
羅針盤が示す方向に信じて進むだけ、
そんな役割を示してくれるのが後藤理論です。
それは自信を持って言えます。
少なくとも
目指す方向に迷わないように選手がなっていただきたいと思います。

どちらにしても、
もう日本の男子ツアーは今、
非常に危機的状況に入っています。

この状況を打破するために、
もっとスイングのいい選手が出てきて欲しいものです。




関連記事

  1. 金谷拓実選手 ショット

  2. 2024 中日グラウンズ

  3. 変則スイング

  4. 2024日本男子ツアー

  5. ジャンボ尾崎選手の総評

  6. 杉浦悠太選手

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA