後藤先生がすごく頭の良い方だというのがわかるお話を。
後藤先生は、
よく、
人が目指せるものは2位だ。
と言うことを言っておられました。
(現在、日本ハム監督の新庄氏が、初年度に優勝は目指さないと言うことを言っておられましたが、)
優勝は目指さない、
優勝を目指さないわけではないが、
優勝を目指すときは、
何かの神様からのサインがあったときみたいな感じなことを言っておられました。
まずは2位狙い。
2位に入ることを考える。
何が何でも優勝、
死に物狂いでも優勝ということは考えない
単独2位ほうが良いが、
2位タイでも良い。
単独2位であれば、
優勝した選手がいなくなれば、
2位選手が優勝する。
2位タイであれば、
プレイオフになる。
優勝は神様が決めるものみたいな感じのことを言っておられたことがあります。
例えば、1997年のタイガー・ウッズ選手でしたでしょうか。
マスターズに優勝したときに、
2 位に12ストロークの差をつけて優勝されたことが確かあったと記憶しています。
このときの2位の選手はトム・カイト選手、メジャーで優勝されたことがある選手ですが、強い選手ですが、勝てなかった。この時もタイガー・ウッズ選手がいなければ、トム・カイト選手の優勝。
大天才が、
絶好調で迎えたときの試合に、普通の天才、
凡人が勝つのはまず無理。
時代が決めるもの、
神が決めるもの、
運というものがありますね。
運が良ければ、
大天才がいない時代であったり、
その大天才が調子が悪かったり。
後藤先生は運を良くする方法と言うのも言っておられたことがありますが、
このブログで以前も書いた覚えがありますが、
また後日、書きたいとも思いますが、
運と言うものが作用してきますね。
例えば、今年のパリオリンピック男子の100メーター走、
決勝に残った選手全てが10秒を切る、
9秒台の選手ばかりでしたね。
今までのオリンピックでなかったことみたいですね。
優勝したのが9.7 9秒でしたか?
これも詳しい数字は忘れましたが、
1位と2位の差が、
100分の1秒でしたが、
1000分の1秒でしたか、
そんな差で1位と2が決まったと記憶しております。
ほんのわずかなさ。
大混戦でしたね。
でもこの大会に、
絶好調のウサインボルト選手が出場していたら、
(世界記録は9.58、
オリンピックの時も9.6 3秒で走っておられます。)
この人たちはみんな1位になれない。
みんなが10秒を切ると言うレベルの高い大会ですが、
逆に、
大天才、
ダントツの選手というものがいなかった。
これも時の運、
時代と言うものでしょうか。
だから、
まずは常に2位を狙いながら勝負をする。
2位で良い。
ゴルフは気合でしない。
ゴルフは技術でする。
これも後藤先生の考え、言葉です。
この辺の考え方はイチロー選手とすごく似ていると思います。
常に技術を磨き、
自分のベストを尽くし、
それで2位入れたらそれで良い。
死に物狂いで1位を取りにいかない。
そうしていると、
いつの間にか優勝が巡ってくるし、
その優勝が何回も巡ってくるし、
強い時代が長く続く。
メジャートーナメントで、
一番、優勝しているのが、
ジャックニクラウス選手、
18回だったと思いますが、
確か2位になった回数もジャックニクラウス選手が一番多いのではないでしょうか。
また、今年の山下選手も、
優勝が全くないのですが、
2位が何回あるのかな。
3週連続2位とかもあるのではないでしょうか。
どうしても勝ち切れない時が多いですが、
年回りが悪いのか、
スイングも良い部分と、
良くない部分がありますが、
それでもこれだけ2位がある。
勝ち切れない部分は悔しいですが、
これで良いのだと思います。
自分の技術を上げていけば、
また優勝が巡ってくる。
山下選手が、
東海クラシックレディースに優勝できなかったときのインタビューで、
自分らしいゴルフができなかった、
自分らしいゴルフができるようにがんばりますと言う返答をしていました。
何が何でも次の試合は優勝しますと答えはだめ。
やはり山下選手はこの返答1つを聞いても凄いと思います。
この返答で良いのだと思います。
1990年の日本オープン、
中嶋常幸選手が優勝していますが、
この試合も後藤先生は2位で良いと考えていたよう。
でも何か神様からのサイン、
何か兆しがあったのか、
試合の途中で優勝を狙っていこうと言うようになったようなことを、
後藤先生が言っておられた記憶があります。
この試合、
2位が尾崎将司選手、
3位が川岸良兼選手、
4位が青木功選手と言う、
まさに白熱する試合だった。
3日目の時点で、
1位が尾崎選手の8アンダー、
2位が川岸選手の5アンダー、
3位が中嶋選手の4アンダー、
4位が青木選手の3アンダーと言う状況でした。
まさに最終日4打差を逆転した、
すごい試合ですよね。
今の男子ツアーにないような展開。
このような展開が今の日本の女子ツアーには多いですが。
この考えを聞いたときに、
この思考回路を持っている人と言うのは、
後藤先生は、
やはりすごい人だ、
すごい考えをしている、
世の中の仕組みがわかっている、
頭のすごく良い人だと思いました。
他にもそんな後藤先生の話がたくさんあります。
本当に頭の良い先生だったと思います。
頭だけじゃないんですよ、人を見る目、時代を読む力、
スイングを見る目もすごかった。
そんな先生と30年、
勉強させてもらったことを、
私はすごく誇りに思うし、
今の人生にすごく生きているし、
後藤先生が教えてもらった生き方を少しでもしようとしているから、
今、自分の人生がうまくいっている、
幸せな人生を送れているんだと思います。
他にも、
後藤先生の考えをまた紹介していきたいと思います。
この返答で良いのだと思います。
1990年の日本オープン、
中嶋常幸選手が優勝していますが、
この試合も後藤先生は2位で良いと考えていたよう。
でも何か神様からのサイン、
何か兆しがあったのか、
試合の途中で優勝を狙っていこうと言うようになったようなことを、
後藤先生が言っておられた記憶があります。
この試合、
2位が尾崎将司選手、
3位が川岸良兼選手、
4位が青木功選手と言う、
まさに白熱する試合だった。
3日目の時点で、
1位が尾崎選手の8アンダー、
2位が川岸選手の5アンダー、
3位が中嶋選手の4アンダー、
4位が青木選手の3アンダーと言う状況でした。
まさに最終日4打差を逆転した、
すごい試合ですよね。
今の男子ツアーにないような展開。
このような展開が今の日本の女子ツアーには多いですが。
この考えを聞いたときに、
この思考回路を持っている人と言うのは、
後藤先生は、
やはりすごい人だ、
すごい考えをしている、
世の中の仕組みがわかっている、
頭のすごく良い人だと思いました。
他にもそんな後藤先生の話がたくさんあります。
本当に頭の良い先生だったと思います。
頭だけじゃないんですよ、人を見る目、時代を読む力、
スイングを見る目もすごかった。
そんな先生と30年、
勉強させてもらったことを、
私はすごく誇りに思うし、
今の人生にすごく生きているし、
後藤先生が教えてもらった生き方を少しでもしようとしているから、
今、自分の人生がうまくいっている、
幸せな人生を送れているんだと思います。
他にも、
後藤先生の考えをまた紹介していきたいと思います。
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