竹田麗央選手

 頑張って立て続けの投稿です。

予言の答え合わせと言うよりは、

竹田選手に関しては詳しくは初めて書くでしょうか。

2024年は、
竹田選手の調子がいいですね。
7勝しているのでしょうか。

ただ、やはり変則スイングですね。

稲見選手よりはマシですが、
変則的部分であるスイングの部品がある。

まず、
素振りとボールを打つときのスイングが違う。

これは全英女子オープンを優勝する前の渋野選手にも言えたことなんですが、
素振りは完全に良くない、
左に振ろうとしているのに、
実際に打つときには良い方向、
素振りと違う打ち方をする。

つまり頭の中は、
素振り通りなんですが、
体が、
若く筋肉に遊びがあるので、
そのように動いていない。

偶然、インパクトゾーンができている。

そんなスイングですね。

ちなみにもう少し詳しく書くと、
バックスイングはすごく良い、
山下選手や、
古江選手よりもはるか良い。
あまり多くを見ていないので、
違う時もあるかもしれないが、
トップで少しクラブがクロスするかな。

バックスイングで言うのであれば、
右肘のたたみをもう少し入れたほうがいいと思うが、
今は若いので、これでも大丈夫。
ただ、その右肘の使い方が悪い分、
トップでシャフトがクロスしやすい。
若い頃のタイガー・ウッズ選手も右肘のたたみが良くなかったですが、トップではシャフトはクロスしなかったかな。
切り返しも良い時と悪い時がある。
でも体が柔らかいし、
まだ若いし、
切り返しで手首が少し掌屈する場合もあるので良い方ではあるかな。
ダウンスイングと振っていく方向はいいですね。

後藤理論で言う竹田選手は、
縦振りにはなっています。
ただその上の縦縦振りにはなっていないかな、
シャフトを横に使う。
縦横振りかな。
(ただショートアイアンや、
50ヤードから80ヤード位のアプローチかな、
カットに打ちたい時は、
かなり左に振っている。
ボールを止めたい時でも、
フェードを打ちたい時でもあんなに左に振りたくないが。)

だから、今の成績も納得できるのですが、
いかんせん下半身の使い方が円盤投げ、
丸く使っているし、
それにつられてフォロースルーでの上体の倒れ込み。

ジュニア打法になっちゃってるかな。
この辺は、稲見選手、蝉川選手、大西選手と同じかな。この部分がどうしても気に入らない。

それと変則スイングは故障が多い。
今シーズン、まだ多分一度だけですが、
背中が痛くて、
1試合休んでいるかな。
まだまだ若い選手ですので、
1試合だけで痛みは治まっているようですが、
長く続けていくと怪我がだんだん出てくると思います。

ただ、男子の蝉川選手や
稲見選手よりは、
大型完全スクエア打法に近い部分の部品のところもありますし、
稲見選手と違い距離が出るので、
少しはもつのかもしれませんが、
逆に曲がり出すと、手に負えなくなってしまうかもしれない。

でも、やはり一時的な勢い、
選手生命の長い選手、
息の長い選手にはなりにくいと思います。
来年からアメリカに挑戦するようなことも言っておられますね。

山下選手のように準備に準備を重ねてアメリカに挑戦した方が良いのですが、変則スイングだと、勢いのあるうちに行ってしまった方が良いと言う考えもあるかもしれません。
変則スイングは海外では通用しにくい。
それでアメリカで通用するのかどうか、たとえ勢いで通用しても長くは続かないような気がします。
ただやはり、あの飛距離は魅力ですし、何より今の日本選手の中ではバックスイングが一番、良いのではないでしょうか。
多くの選手を見たわけではないので、詳しくは語れないですが、バックスイングの良さは目立つ選手です。やはりバックスイングの良い選手は、良い成績を出しやすい。
後は下半身の使い方とフォロースルーでの下半身を含む体感の使い方、これを改善しないと、怪我をしたり、長く良い成績が続きにくいです。
いやー、これで下半身の使い方と、フォロースルーでの体感の使い方を覚えれば、鬼に金棒ですが、そうするのには相当の努力がいると思います。
そんなスイングをしてくれたら、竹田選手のことすごく好きになると思います。
とにかく良いスイングの選手が好きです。見ていて楽しい。
逆に変則スイングは、いくら強くても楽しくないかな。
スイングを良くして、今後の竹田選手の活躍に期待したいものです。

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