引く民族、出す民族

民族によって行動の習慣、体の使い方が違うのはご存知でしょうか?

ボクシングのパウンドフォーパウンドと言う、
階級を超えたボクサーの世界の順位を決める基準がありますね。

現在には井上尚弥選手は2位ですが、
このランキングの9位に入っている日本人、
中谷潤人と言う選手がいます。

15歳からアメリカにわたり武者修行をしている選手です。

この方が言っていたのですが、
国によって、
民族によって、
やはりボクシングのやり方、体の使い方、癖、などが違うようですね。

アメリカにわたって多くの国籍の人とボクシングをすることによって、
その民族、国のボクシングの違いを把握することができるそうです。

ゴルフにもそういうところがあります。

顕著に出てくるのが、
世界で活躍する、
スペインの方でしょうか。
過去にはバレステロス選手や、
オラザバル選手、
ガルシア選手など、
共通のスイングの特徴があります。

よく、
アメリカで理論を教わった、
オーストラリアで理論を教わったならを謳っておられる方がおられますが、
明らかに日本人とは体の使い方が違います。

おおまかな分け方をすると、
外国人と言うのは、
出す民族です。

日本人は引く民族です。

それは普段の生活習慣の違いで生まれると言われていますが、

外国のスポーツは、
例えば、
フェンシング、
ボクシング、
など腕を伸ばす、
腕を出すスポーツですね。

それに対して日本のスポーツは、
剣道、
柔道など、
腕を引く動きが主になるスポーツです。

柔道なんかは組み手がありますね。

ボクシングは相手と組むなどと言うことがなく、
腕を伸ばして行うスポーツ。

他にも、
外国の乳母車は押しますが、
日本の大八車は引きます。

外国のノコギリは、
出すときに切れますが、
日本のノコギリは、
引くときに切れます。

根本的な力の入れ方が違うのです。

大相撲で、
ハワイ出身の高見山関が現役の当時は、
プッシュプッシュ、
おししかできず、まわしを取ることがほとんどなかったですね。

それだけ基本的に出す民族なんです。

これは、
椅子に座る習慣か、
床に座る習慣化の違いによって起こるものだとも言われています。

日本の生活は基本的にすごくいいんです。
優れている。
理に叶っている。

和食、
木の家、紙の家、
和式トイレ、
日本のお風呂、
そして靴を脱いで、床に座る生活。

床に座る生活、
正座ができる、
あぐらがかける、
うんこずわりができる、

これらの3つができると言う事は、
人の3大関節、
股関節、膝、足首などがちゃんと動いていると言う事。

これができなくなると、床から立ち上がれなくなったりするので、
椅子の生活になったり、
ベッドの生活になったりする。
年齢を重ねていくと、この3つの動作ができないと、お人様の世話になる、介護を受けなくならなくてはいけない確率が増えてくる。
だから床で座ってられるということや、
布団に寝て朝起きて動くことができると言う事は、
その人が健康であることの1つの証し。

和式トイレでもそう。

膝が痛い人は洋式トイレは救世主ですね。
でも和式トイレの方が便秘にはなりにくいし、
腰のストレッチにもなり、
膝が痛くなければ、絶対和式トイレで用を足したほうが体には良いのです。

ゴルフは出すスポーツなんです。
だから、引く民族の日本人がなかなか世界のメジャータイトルを取れなかった。
そのジンクスを破ってくれたのが、松山英樹選手ですね。


外国人と言うものは、日本人よりも体型体格が良い、身長が高い、足が長い、腕が長い、などやはりスポーツをする上では有利。


そんな外国人がうまくいくようなゴルフ理論と言うのは、
引くことを教える、固めることを教える理論がほとんどなんです。


手足の短い、背の低い日本人が、そんなゴルフ理論を行ってはいけない。


だから、アメリカでゴルフ理論を教わったとか、オーストラリアでゴルフ理論、を教わったとか、最新の海外の理論と言われるものがありますが、これを日本人がやると、一瞬上手くなるようにも感じますが、やはり上手くならない。

根本的な解決にはならない。


だから後藤先生は、現在は、ゴルフ理論混迷時代と言う言葉を使っておられました。
この続きはまた今度。

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