みんな、どのプロもパターの基本がないんですね。。
入らなくなったらグリップを変えてばっかり。

竹田選手が日本に帰ってきたとき、
予選落ちしていました。

その時にパターが不調ということが書いてありました。

それで試したことがグリップを変えること。
クロスハンドを試したようですが、
クロスハンドが全く距離感も取れない、方向も取れないと言うことで、
やはりやめておられました。

アメリカに戻って少し成績が出ているので、パターがどういう状況なのか分かりませんが、

パターの基本がなさすぎるんです。

パターが入らなくなったらみんなグリップばっかり変えている。
クロスハンドやクローグリップや、
長尺にするなど、

片山プロは、
どれだけ、何十種類のグリップの仕方をしたのでしょうか？　
もしかして100種類以上？

片山プロの順手のパターの打ち方を見たことがありますが、
やはりこれでは順手では入らないなというふうに思う打ち方でした。

石川プロも結局パターが入らなくて、
またグリップを変えたりしていましたね。

後藤先生がパターの理論を雑誌に書いていない。
ほぼ世間に公表していない。

ショットの事は少し書いてあたりはしますが、
バターとアプローチ論は一切雑誌には書かなかった。

後藤先生が何を嫌がられたかと言うと、
パターの理論を書くと、
それを真似して、
さも自分が作ったかのように、
自分が考え出したかのように言われるのが嫌だったみたいです。

後藤先生は、
その出所、
新田先生から教わった異論だと言うことを自分で言い、
新田恭一先生をリスペクトしていました。

バターは、
肩でストロークするのではない。

そしてその肩の使い方が大切になってくるんです。

これでまず入るか入らないかがだいぶ決まってくる。

それともう一つは、
よく言われるのは手首のこと。

世間では手首を使うなと言うふうになっていますが、
手首を使う使わないの問題ではない、
どちらかと言えば使いなさいです。

もし手首を使うプロがパターが下手なら、
青木功プロが1番、パターが下手なはずです。
でも、青木プロが日本で1番パターが上手い位だった。

なぜだかわかりますか？

タイガー・ウッズ選手も、
アニエルス選手も、
オチョア選手も、
調子の良い時は手首を使っていた。

それが、
後藤理論を知らない人には、多分見えないんだと思います。

ジムヒューリック選手はクロスハンドですが、
そのクロスハンドのジムヒューリック選手ですら手首を使っていた。

パターはまずアドレスが大事、
グリップも大事、
ワックススイングの起動、
フォロースルーの軌道、
フェイスの使い方、

アドレスでも、
左腕、
右腕をどう構えるのか、
切り返しをどう使うのか、
軌道をどうするのかなど、

事細かに詳しい基本があるのですが、
それを知っていれば、
順手でパターはどんどん入る。

そして、後藤理論は、
約100年位前？に考えられた理論ですが、
現代の超高速グリーン用に対応している打ち方です。

今言われているパターの理論で、
現在の超高速グリーンを打つと、
ボールは多分止まらないと思います。

超高速グリーンで、
なおかつカップの横でボールを止める技術が、
あるのが後藤理論です。