今年の日本の女子ツアーのことを、
皆さんはどう見られているのでしょうか?
以前にも書いていますが、
上位選手がどっと抜けたので、
レベルが下がってしまうのは、ある程度しょうがない部分もあるのですが、
ランキングの上位に来る選手の少しでも、
スイングの良い選手がいるといいなぁと思うのですが、
なかなかいません。
ほとんどはインパクトが開いてたり、
後藤理論で言う、
3輪車打法の選手がほとんどです。
ここ数年前の、
日本の女子ツアーは、
20代前半の選手が、
シード入りしてくると、
20代後半のシード選手が押し出されシード落ちをすると言う状況がずっと続いていました。
これは本当の基本を知らず、
筋肉の遊びだけでインパクトゾーンを作り、
若いうちは筋肉が柔らかく、
インパクトゾーンができていたのが、
疲れや、
年齢とともに筋肉が硬くなり、
インパクトゾーンがなくなっていく。
そういった形で、
20代前半の選手がシード入りしてくると、
20代後半の選手が押し出されると言う点
選手生命の短いスパンが続いていました。
しかしここ数年、
それこそ、
黄金世代とか言われた方たちがプロ入り、シード入りした頃と比べると、
若手選手のスイングがあまり良くないですね。
最近活躍の荒木優奈選手もやはり変則スイングです。
これではなかなか好調が長くは続くとは思えない。
ランキング上位選手が抜けた穴に、
20代前半の若い選手が入ってくるのではなく、
ベテラン、中堅どころがむしろ帰り咲いて活躍している感じ。
ベテラン選手が活躍するのは悪いことではありません。
私はむしろベテラン選手や中堅どの選手が活躍してくれることも大変、嬉しいです。
ただその選手たちのスイングが問題です。
スイングが良いものであるのか、
選手生命の長いスイングなのか、
海外も狙えるような良いスイングなのかということが重要になってきます。
風貌、容姿、年齢の問題ではありません。
そこがやはり今年、
山下選手などトップ選手が抜けた後、
埋める選手のスイングが良くないですね。
スイングが急に変わるものではないのがわかるので、
ある時期しょうがないことかとは思いますが、
少しは下から上がってくる選手で
良いスイングをする選手が出てくるのかなと期待しましたが、
今見る限りほとんど皆無の状況です。
菅選手に関しては、
調子は良い、
成績は良いですが、
インパクトがフォアハンドの、
4輪車打法。
これも筋肉の遊びを利用してのインパクトゾーンを作っているので、
あまり良いスイングとは言えません。
パターをあまり見ていませんが、
このブログでもこの前書いたばかりですが、
パター専門コーチをつけて、
どうもまっすぐ振ることを教えてもらってるみたいですね。
まさに後藤理論のそうなんですが、
その内容がどこまでの内容なのかと言う事になってきます。
どちらにしても、
私が日本のエースと呼んでいる5人ほどのスイングレベルにはまだ達していないかな。
もちろん今後の菅選手の努力次第だとは思いますが。
ただ良いスイングを維持して、なおかつ発展させていくのは非常に難しい。
それは後藤先生も言っておられたことで、
超精密機器ほど、
やってはいけないことなどが多いと言うことを言っておられたことがあります。
パソコンなどでも、
湿気はダメだし、
暑さでも壊れてしまう。
それと一緒で、
大型完全スクエア打法、
もちろん作るのも大変だし、
なおかつそれを維持していく事はかなり大変と言う事は言っておられました。
やらなければいけないこと、
やってはいけないことなどがたくさんある。
だからこのブログで、
山下選手の活躍を書くことが多いのですが、
あれだけの結果を何年も続けて出せると言うのは、
かなりの努力、節制をしていると思います。
すごいと感じてしまうのです。
ゴルフ道に邁進してるのでは。
後藤先生にはゴルフスイングを悪くする、
やってはいけないことをたくさん色々と
教えていただきましたが、
それを生活で続けていくのは難しいことだと思います。
大谷選手も、
もうほとんど野球の事しか見ていない、
良い意味での、
野球小僧、
野球少年と言う感じがしますが、
そのやり方があまり好きではないかな。
おそらくサプリは飲んでいると思います。
それとウェイトトレーニング。
巨人軍の岡本選手に、
バッティングはパワーだと言う言葉を言われたことがありましたが、
もちろんそれだけだと思っておられるとは思いませんが、
現在大リーグやゴルフ界でもパワー至上主義、
これは非常に良くないです。
やはり野球もゴルフも技術でやるものだと思います。
後藤先生は唯スイング論者と言う言葉を使っておられました。
大谷選手はだから、
パワーがつけば、
出力が上がれば怪我はつきものという言葉も使っておられましたが、
それは違うと思います。
少なくとも後藤先生はそう考えない。
ゴルフスイング、ピッチングフォーム、バッティングフォームなどが良ければ、絶対怪我はしない。それが後藤先生の考えです。
それが後藤理論です。
イチロー氏は手術をしていないと思うし、
ほとんど怪我のない選手ではなかったでしょうか。
現在大リーグはすごく怪我が増えています。
それはデータで出ています。
ウェイトトレーニングが、
怪我を少なくするとか言うことを書いておられる方がありましたが、
そうなのであれば、
今、怪我する選手はどんどん減っていっているはずです。
ではない。
どんどん増えていっています。
そして手術をする選手が増えています。
これはおかしいことだと思いませんか?
ドーピングが禁止になりましたが、
もしサプリメントが禁止になったら、
それを飲んでいる選手は今のような成績が出せるのでしょうか?
元巨人軍の中畑氏が言っておられましたが、
落合博満氏は、
選手時代たくさんのサプリを飲んでおられたようですね、
でも今年齢を重ねて、
はっきりした事は分かりませんが
内臓の調子が良くないのではないでしょうか?
サプリメントはやはり内臓に大きなダメージを与えます。歳を重ねてきたときにその影響が出てきます。
ドーピングのように命に関わるような事は無いかもしれませんが、選手生命だけでなく、
寿命も短くなっていくかも。
少なくとも健康寿命は短くなるような気がします。
サプリメントが必要な方もあると思います。
でも、それは必要最小限度にされるべきものだと考えています。
今が活躍できれば、
将来はどうでもいいと言う考えは、
後藤先生の中にはなかったように思います。
後藤先生は、
ウェイトトレーニングが、
早く選手を活躍させることができることや、
もちろんサプリメントの効力と言うものも理解されておられましたし、
他にも選手を早稲で、
年齢若く活躍させる方法などを知らないわけではなく、
知っておられましたが、
あえて
それをさせようとはしませんでした。
本人の将来のためにならないから。
この方は、
本当に先の先を見つめて、
物事を行っていたように思います。
ただ目先の結果にこだわらない。
新田先生も後藤先生も、
本当に先の先が見えて、
今行動されている方たちだなと思います。
2025 日本女子ゴルフツアー

この記事へのコメントはありません。