ウェッジ

以前にもこのブログで2021年2月12日に書きましたが、
後藤先生の形見のクラブのウェッジを裏返して、
右利き用で作りました。

2020年に作ったので、今年、5年になりますか。

今でも使っています。

5年たってもこのウェッジを変えようとは思わない。

本当に良いウェッジになったと思います。

このウェッジを、
いろいろなロフトで、私も7、8本ぐらい作ったのですが、
その1つを生徒さんに貸してあげるとやはりすごく良いとのことで、
作って欲しいと言う要望がありました。

以前にも他の生徒さんに使ってもらった時、
すごく打ちやすいと好評で欲しそうだったのですが、
なかなか重い腰を上げようとしませんでした。

またそんなお願いがあったので、
今度は作ろうと思い、
そこでどうせ作るならと思い、親しい生徒さんに欲しい方はいるのか尋ね、
希望の方には作ろうと思って、今、要望を聞いているところです。

後藤先生は非常にクラブにうるさかった。
大型完全スクエア打法をしやすいクラブ。

クラブがスイングを作ると言っても過言ではありません。

そんな後藤理論を具現化しやすい非常に良いクラブになったと思います。

後藤先生の好みは、
ネックが細くなっていないこと、
他のクラブよりもかなり太くなっていると思います。
それと先を落としているものが好きです。

それと溝が内側に寄っていない。
などなど。

シャフトは先調子のものを基本とします。
グリップは太め。
これを聞いて何を目的としているか、
わかる方はすごいなと思うんですが。
これが大型完全スクエア打法を覚えるクラブです。

それぞれ理由があるんですが、
ここでは詳しく説明するのは置いておきましょう。
また話が長くなるので。

もちろん後藤先生に言わせれば、
まだ100点はもらえないクラブかもしれませんが、
シャフト、グリップ、ヘッドとも後藤先生の言われていたことにできるだけ近く作ったクラブではあります。

後藤先生は常々、
「クラブを語れるのはスイングの良い選手だけ」と言うことを言っておられました。

当時は、やはり日本では
ジャンボ尾崎選手がスイングが良く、
クラブを日本で一番語れる、
わかっているのは尾崎選手だと言うことを後藤先生が言っていたこともあります。

ジャンボ尾崎選手が、
人気があったと言うのもありますが、
やはりスイングが良く、
ジャンボ尾崎選手が意見を言って作られるクラブ、
当時J’sブランドで売られていましたが、
やはりこれはすごく売れていましたね。

良いクラブだったと思います。
だから売れたんだと思います。

以前にもこのブログで書きましたが、パターも作りました。
しかしパターはやはり難しい。
後藤先生のクラブを裏返して作ってもなかなか良いものにはなりにくい。
微妙なところが影響してきます。
改善、改良しましたが難しい。

特に後藤先生が好んで使われていたのは、
L字パターとかまぼこ型のパターです。

その両方の後藤先生の遺品のパターが、私のところにあるので
L字パターの方を作ってみましたが、
うまくいかないので、
かまぼこ型のほうも挑戦したいなと言う気もあるのですが、
まだ作っていません。

後藤先生曰く
「L字パターは個体差が大きい、
製品にばらつきがあるが、
アクシネットは製品のばらつきが少ないかな」と言うようなことを言っておられました。

後藤先生自身は使っておられませんでしたが、
アクシネットパター自体は後藤先生の好まれるパターでした。

私、今でもアクシネットのパターを20本ぐらい持っているでしょうか?

5年前にアイアンも作りました。
アイアンはそれなりに良いものが作れたのですが、
まだまだ改良してもいいような気がしています。それなりに良いものは作れたのですが、
他のも試してしまうことがあります。

アイアンももっと改良し作っていきたいですが、
本数を作らなければならないのもあり、金額がかさむので、
なかなか作るに至っておりません。

1本ずつでも作って良し悪しを判別していけば良いのですが、
なかなか時間がなくて。

ただ、今度のウェッジは形はもちろん、後藤先生のウェッジの形なんですが、ロフトを立てたものをウェッジで作れるのか挑戦しようと思っています。
どうなるのか自分の中では楽しみなんですが。
これがうまくいくと、もう少し自分のスイングも良くなりそうな気がしています。


期待半分ですが、あまり期待していると、うまくいかなかったときに落胆するので、どうなるかなぁと言う気持ちでいてようと思っています。

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