面のあるバット

ゴルフ界にバットを持ち込んだのは後藤修先生です。

それまでバットを振る習慣はなかった。
それからいろんなバットが出ました。

逆にゴルフスイングに良くないバットと言うのも多々ありましたね。

後藤先生はそういうのを見つけるのが得意だった。
すごい感性の持ち主でした。

って言うか、
理屈、理論がわかっているので、
こんなバットを振っていては下手になるとか、
スイングが悪くなるとかがわかったんですよね。

なおかつ、それは理屈だけでなく
後藤先生がプレーをすることができたから。

最近でも、
バットを見かけなくなったなぁと思っていました。

そしたらこんな記事が載っていました。
生徒さんが送ってきてくれた記事です。



「男子ツアー会場で、謎の『木の素振り棒」が流行っているという。早速、その練習器具を調査してみた。

【写真】両面が角ばった素振り棒材料は天然の木を使い木目が見られる

平均飛距離299.27ヤードを誇る新村駿が使っていたのは、エリートグリップが開発した木の素振り棒『ソリッドウッド』。長く細い野球バットのような形状で、今季男子ツアーで優勝している生源

寺龍憲、小西たかのり、浅地洋佑、金子駆大ら、

多くの男子プロが使用しているというから驚き

だ。

どんな点がいいのかを新村に聞いてみた。「1~4までタイプがあって、重さが違うみたいです。ゴルフのグリップが差し込んであって、クラブみたいに振れます。何がいいかといえば、両サイドが角ばっていて平らなので、フェース面が意識しながら振れるんです。それが一番いいですね」。

エリートグリップに聞いてみると、やはりフェース面を感じられることが多くのプロに気に入れられているという。

「素振り棒で丸いものがありますが、それよりもフェース面を感じられて、スイング中にフェースが開いたり被ったりするミスを体感できるのがいいそうです。『フェース面がどちらを向いているかを感じないと、弾道がコントロールできない』という声があり、開発しました」(エリートグリ

ップ広報)

ちなみに長さはタイプ1~4まで長さ1.15mで統ー。【タイプ1】は重さ約675g、【タイプ2】は重さ約665g、【タイプ3】は重さ約540g、【タイプ4】は重さ約400gでラインナップしている。

「一番重いタイプ1はハードヒッターのショーン・ノリスプロ、永野竜太郎プロが使用しています。浅地洋佑プロはタイプ1とタイプ4の2本を持っていて、軽いものと重いものを交互に振っているそうです」(エリートグリップ広報)

ちなみに今後発売する予定があるものの、発売時期は未定。試したいアマチュアの方はしばしお待

ちを!」

面のある素振り棒。
これは私がこのブログで2024年4月22日https://goto-juku.nakao-golf-school.net/2024/04/22/%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b1%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e3%83%90%e3%83%83%e3%83%88%e3%80%80%e5%a4%a7%e8%b0%b7%e7%bf%94%e5%b9%b3%e9%81%b8%e6%89%8b/に紹介した面のあるパッドによく似ていますね。
その時書いた文章が、

「後藤先生の晩年、私が後藤塾の、練習道具を制作する係になっていましたので、いろんな練習道具をつくりました。
その1つが写真のバット。すごく後藤先生が褒めてくれました。
後藤先生お気に入りの逸品のバットです。
後藤先生からゴルフボールを打てるバットが作れないかなぁと言う要望がありました。
なにげに、バットを平面に削ったものなのですが、これが後藤先生の目にすごく止まった。


大型完全スクエア打法というのは、スクエア、丸く振らないので、言葉に語弊があるかもしれませんが、四角く振る。
丸いバットでは、丸く振りやすい?面が意識できない。


バットに面があることで、ずいぶんバックスイングやフォロースルーの意識や、インパクトの意識などが変わってくる。
やはりこのバットはいいと思います。
初公開なので、今までこのようなバットは世間では見たことないですが、真似て作られることがあるのでしょうか?」

この素振り棒のアイディアの出所がどこかわかりませんが、

このブログを読んだのかそれとも違うところなのか、やはり以前書いた通りよく似た素振り棒が出てきました。

このブログの2024年4月30日にもhttps://goto-juku.nakao-golf-school.net/2024/04/30/%e5%9b%9b%e8%a7%92%e3%81%84%e3%83%90%e3%83%83%e3%83%88/四角いバットと言うのを公開しているのですが、

これは後藤先生が私にプレゼントしてくれたバットで、要は面を意識できるバットなんです。

この四角いバットの他にも、実は試作品が何種類もあるんです。

その1つを後藤先生が私にくれました。だから、後藤先生のサイン入り。

今、大谷選手や阪神タイガースの佐藤選手がクリケットのバットを使い面を意識してバッティングをしておられる。

ソフトバンクで一番打率が良い柳町選手も面のあるバットを使っています。

四角いバットが作られたのが、多分10年から15年位前、

私が面のあるバットを作ったのが、後藤先生がご存命の時なので、おそらく7、8年前だったと思います。

やっと時代が追いついてきたのかなと言う気がしています。

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