打ち方の良い4番バッターといい投げ方をするエースピッチャーがいるチームは強い場合が多いです。
後藤先生はそう考えられておられました。
かつての読売巨人軍、長嶋茂雄選手と王貞治選手がいた頃のV9時代。
佐々木投手がいた横浜ベイスターズ時代、
イチロー選手がいたオリックス時代など、
チームが優勝されています。
後藤先生が言われてましたが、いい4番バッターやエースピッチャーがいると、他の選手もその打ち方、投げ方を真似しようとする、自然に似てくる場合が多いとか。
また各個人のこと、細かく書きたいとは思いますが、例えば佐々木投手がおられたベイスターズ。
佐々木投手は左腕の使い方がすごく良かった。
イチロー選手がいた頃のオリックス。
イチロー選手の体の開かない打ち方、後藤先生はすごく褒めておられました。
今日本の男子ゴルフ界ではこういった良い打ち方の4番バッターや良い投げ方のエースピッチャーがいないと言えます。
かつてのジャンボ尾崎プロや、中嶋常幸プロのように。
日本男子も、日本女子と同じように若年齢化・低年齢化が進んでいるでしょうか?
しかし以前と違うと感じるのは、やはり早稲が増えている。
早く活躍するが、早く引退してしまう。
その年代に合うスイングをして、
その若い時期だけ活躍して、
そのまま引退してしまう。
そんな選手がほとんどになっていないでしょうか?
だから若い選手が出てくれば、20代後半でも若い選手に追い抜かれていってしまう。
本当の基本を若い頃からやっていない。
選手生命の長い選手がもっといて欲しい。
ジャンボ尾崎が、51歳で賞金王になったように。
日本の男子ゴルフ界に、野球で言う4番バッター、エースピッチャーがいればもっとゴルフ界全体が強くなれるのではと。
松山選手は、主戦場をアメリカにしている。
なおかつ松山選手も今、スイングには悩んでいるように思います。
もっと身近に見本となる選手がいれば良いのですが。
コメント
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要は、世界はおろか日本ツアーでも圧倒できるスイングの男子選手がいない、ということでもありますね。
女子ツアーに注目度で完全に差をつけられているのも当然ですか。
実際、私も男子ツアーの中継など全然見ませんし。