2020東京オリンピック、男子ゴルフの星野陸也選手の最終成績は38位タイでしたね。
以前、星野選手がフジサンケイクラシックで勝った時にもこのブログで書いたような記憶があるのですが、飛距離は世界レベルかもしれませんが、ショットの精度はまだ少し進化が必要ですね。
4月の中日クラウンズのショットの内容もこのブログで書きましたが、全米プロゴルフ選手権、全米オープンゴルフ選手権、東京オリンピックとも、ショットの内容は変わっていません。
基本的にアドレスで右を向いてバックスイングがインサイドに引くのですが、バックスイングの申告通りにボールは飛ばず、左にボールが飛んでいます。
やはり強い選手は、アドレスとバックスイングでどこを狙っているのか、どこにボールが飛ぶのか、どういうボールで打つのかがはっきりわかります。
今の星野選手にはそれがありません。
まだフジサンケイクラシックで優勝した頃は、こんな内容ではなかったと思うのですが。
右を向いて、左にボールを飛ばすと言うのは、ニックファルド選手の晩年、またはスランプになる選手に起こる内容です。
全米プロの成績で自信を持ったようですが、全米オープンではあまり振るわず、東京オリンピックも最終日は66と言うスコアを出しましたが、これがずっと出続ける、そういう内容のスイングではありません。
もっとスイングの内容を良くしなければ、おそらく世界の大会では通用しないように思います。
ただパターは良い部品を持っています。
切り返しがいいですね。
この切り返しは、畑岡選手や、賞金王を取ったときの石川遼選手、ジム・フューリク選手や、今田竜二選手、オチョア選手などもそうでした。
この切り返しは偶然できているのだと思います。
星野選手がYouTubeでレッスンしている内容を聞いていると、その切り返しを故意にしているようには思えません。
むしろそういうふうな切り返しになってはいけないと言うことを自分のレッスンでは言っておられます。
やっている事と言っていることが少し違っているようですね。
本人はそれに気づいていないように思います。
星野選手こそ、後藤理論、大型完全スクエア打法を身に付ければ、世界メジャーを取れる選手になると思うのですが。
もっとスイングを良くする必要があります。
今後の活躍に期待したいものです。
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