三冠王 村上宗隆選手

村上宗隆選手が三冠王をとりましたね。

なおかつ最終戦、最終打席でホームランを打ち王貞治選手の55号を抜き56号を打ちました。

こんなのドラマで書いたら、
しらけてしまいそうな筋書きですが、
現実に起こってしまう。
神様のいたずらでしょうか。
56号と言わず、
60号も抜けそうな勢いだったのですが、
そこはやっぱりプレッシャーもあるのか、
今後の村上選手の活躍に期待ですね。

後藤先生に言わせると、
記憶更新は1本ずつでいいと言われるかもしれません。

それが長く好調な期間を維持する方法の1つだから。その方が、江戸時代の徳川政権のような長く好調な時代が続く。
村上選手に感じるのは、
素振りの内容がすごく大谷選手に似ているところ。
足を踏み込むときに、
バットを思いっきり上げて、
そこから上から下へ振り下ろしていく素振りをすること。

打つ時と、
素振りが違うのですが、
そこも大谷選手と似ている。

この打つ時と素振りの内容が少し違うと言うのは、
私の中では良いほうに捉えております。

やはり村上選手はバットのヘッドが遅れて出てきて、
その後、腕のリリースがある。

大谷選手よりは少し手首を多く使い気味ですが、
それでも腕の振れている選手だと思います。ヘッドが振れるのではなく、手が振れなければならない。
それと村上選手の練習方法でよく見かけるのですが、
片手打ちをよくしますね。
これがまたすごくいいことだと思います。
左手も右手も両方やっているのではないか。
ただゴルフで片手打ちをする時はすごく気をつけねばならない練習方法です。
すごく内容よくやらなければ、
反対にスイングを悪くする。

ただ日本人で三冠王をとったことがある選手を見ていると、
松中選手を除いて
巨人軍、中島原靖選手、
巨人軍、王貞治選手、
ロッテ、落合博満選手、
そしてヤクルトの、村上宗隆選手ですね。

これ、
少しホームグランドが小さい球場かな。
外人で三冠王をとっているのは、
バース選手とブーマー選手。
これはホームグランドが割と大きな球場ですね。

もちろん三冠王の価値を下げるものでは無いとは思います。
落合選手に関して、
後藤先生がこんなことを言っていました。

落合選手は、
「ライトに打つ事は上手い選手なんだが、
ハーフショットなんだよ。
フルターンではない。だから、
実際小さい球場がホームグランドの球団でないと川崎球場でないと三冠王は取れないのではないか。」
フルターンでライトに打てることがベストで、
その方が飛距離も出る。当時、ロッテが本拠地とした川崎球場はやはり小さかったから。

落合選手は、
練習方法にすごく特徴があり、
体が開かないバッティングではありましたが、
やはり振り切るとライトには打てなかったのかもしれない。

後藤先生は、
その辺のところを見抜いておられました。
またその事は別の日に書きたいとは思います。

村上選手は、
これが頂点、ピークになるのか、
これを踏み台にどんどん成長していくのか、
今後が楽しみですね。

頑張って欲しいものだと思います。

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