やはり渋野日向子選手の調子がよくないですね。
周りが色々とうるさいようですね。
私も含めてかな。
しかし選手は自分の決めた事はやると言っておられました。
その態度というか、決意は良いのかもしれない。
後藤先生が中嶋プロについている時も、外野はうるさかった。
調子が出なければ改悪論と言う言葉が雑誌や紙面にいっぱい飛び交っていました。
でも結果が出てくるとそれは消えていった。
だから外野の事は気にせずやるべき。
渋野選手の考えは合っていると思います。
ただスイングを直す方向が間違っていないかな。
後藤先生は唯スイング論者、後藤理論はスイングを見てその人の将来を予言しました。
スイングを見ればその人がどうなっていくのかがわかる。
前もって言うことが可能です。
だから結果論では話していません。
そこが他の方とは違うところかな。
それと後藤先生は、3年計画、5年計画、8年計画など、始めからいつ完成するかと言うことを言っておられました。
中嶋プロの時もそうです。
そして私がすごいと感じたのは、”5年計画でも、5年後に完成すると言う計画を立ててはいけない。
怪我など、不測の事態が起こるかもしれないから、半分の2年半になり、3年でスイングが完成することを計画する。
それを『5年計画をする』と言うのだ”と言うことを言っておられたことです。
本当に頭が良い方だなと思いました。
石川遼選手でも、将来をみすえたスイング改造とは言っておられますが、正確な未来図が見えてないような気がします。
今でも迷っておられるのではないかな。
後藤理論は、明確にこうしたいと言うスイングがある。
それは私たちも共有しています。
しかしその方法が難しく、トレーニング手段、練習方法などをいろいろ工夫されておられました。
今の渋野選手や、石川選手にその明確な未来像が見えているのかと言うのは少し疑問に思います。
やはり物理で考えて地面に対して直角にバックスイングを上げて直角に振れればボールは完全にまっすぐいくはず。
実際にはそうやって人間は振れないから、スイングプレーンがある程度斜めになりますが、やはりアップライトに近い方向が方向は揃うはず。
それをフラットにすると言う事は方向が出なくなると言うこと。
やはりシャフトもクラブヘッドを縦に使えたほうがいい。
石川遼選手は全く横に使っていますね。
渋野選手も石川選手を見習ってると言う噂も聞きますが。
それとトップを上げずにコンパクトにする事はやはり良くない。
バックスイングは助走です。
バックスイングが大きい方が飛距離が出る。
コンパクトにした方が方向性が出るのかもしれないが、それではやはりメジャーは勝てない。
自分のマックスの飛距離、100%を出さなければならない。
後藤先生は常々言っておられました。
体格体型に劣る日本人がやはり自分の出せる飛距離の100%を出して方向性を出さないとメジャーは勝てない。
だから大型完全スクエア打法が必要なのだと。
日本人が飛距離を落として勝てるほどメジャーは甘くない。
ただ渋野選手は振っていく方向が相変わらずいいですね。
以前も書きましたが、海外でメジャーで活躍できそうなのは、やはり笹生選手と渋野選手かなと思います。
でも渋野選手のスイングの点数はどんどん落ちてきています。
トップをコンパクトにすると言う事は選手生命を短くすると言うことです。
実際、渋野選手の平均距離は10ヤード落ちていましたね。
最近また飛距離を上げるために何かをしたようですが。
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先にも書きましたが、後藤先生は唯スイング論者でした。
後藤先生は成績でものを言ったことがない。
スイングで全てを見る。
結果でものを言うのでなくスイングでものを言っていました。
だから前もってやる予言ができる。
そのスイング理論を私も叩き込まれました。
だからスイングで将来を見ようとするからその選手がどうなっているのかどうなっていくのかがわかる。
渋野選手は左に飛ぶのを嫌がっているようですね。
だからバックスイングをフラットに引いて、トップをフラットにすることによって左を防いでいる。
つまり右に行く要素を入れている。
一時的に左に飛ぶボールはなくなってくるのですが、今度はプッシュアウトが多くなる。
そしてプッシュアウトを嫌がってくると左にも飛ぶようになり、どんどん真ん中に飛ばなくなるようになる。
悪循環ですね。
世界ランキングも、古江選手に抜かれてしまったようですね。
古江選手のことも以前にも書きましたが、かなりまとまってはいる。
ただこれより上に行くのにどうしたらいいのか、昨年度末の成績よりも上を行く成績を残すのに、どうするのでしょうかと言うことを以前のブログで書きましたが、基本的に去年の末のスイングの点数とそんなに変わったところは無いような感じ。
去年のような勢いは無いですが、コンスタントに上位には来てるようですね。
しかしこれから海外で良い成績を残すには、スイングの点数でもっと上を目指さなけばならないと思います。
まだ調子が良かったときの渋野選手のスイングの点数を古江選手は超えていない。
しかし渋野選手のスイングの点数が下がってきているので、今は古江選手のスイングの点数が上か同じ位かな。
皆さん、がんばって欲しいものです。
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