2022年日本オープンの優勝者はアマチュアの蝉川泰果選手でした。
おめでとうございます。
まだ詳しくは観ていませんが、
終盤、大量にあったリードが、
比嘉選手との差がつまり緊迫した展開にはなりました。
そしてアマチュアのプロのトーナメントに2勝したと言うものは過去になかったようで、
凄いことだと思います。
そして日本オープンの96年ぶりの優勝と言うことで、
話題になっていますね。
本人もギャラリーを楽しませたいと言う気持ちがあるようで、
プロ向きの性格だと思います。
しかし、スイングと言う点ではクエスチョンマークかな。
このブログでも書きましたが、
後藤先生は、
「プロで大切なものはキレである」と言うことを言っておられたことがあります。
キレと言う点では素晴らしいものがある。
今、おそらく日本ナンバーワン。
今、日本でスイングの点数が高い人、
男子にはいないかもしれません。
かつては石川遼選手がそうでしたが。
でもどこか良いと言う部分がある人は多い。
そういうのを後藤先生は、
「一点豪華主義」と称していたことがありますが、
まさにキレで勝ち取った日本オープンでしょうか。
泰果と言う名前通り、
タイガーウッズ選手から泰果と言う名前がついたかなと思いますが、
キレと言う点では本当に素晴らしいものがあります。
スイングの形とらしては比嘉選手のほうがいい。
しかし同じ組で蝉川選手となると、
比嘉選手のスイングが少し貧弱に見えますね。
それだけ蝉川選手のスイングのキレが良かった。
蝉川選手のスイングは基本的に、
私が称する外人スイング。
バックスイングはまあまあ、
そこから体を寝かして足を蹴り返し(この蹴り返しがすごい)前傾したまま振る。
でも手は前に出ていく。
昔の日本人が引く民族だったので、外人のような出すスイングで、
一時代前の日本人にはなかったスイングかも。
でもこれも若い時期だけ、
筋肉が硬くなり、
筋肉の遊びがなくなったらまっすぐ飛ばなくなるでしょう。
まだ21歳、22歳なので、
何か大きなことができるかもしれませんが、
息の長い選手にはスイングを変えなければなっていかないでしょう。
頑張ってスイングを良くしてほしいものです。
比嘉選手に関してはまた後日、詳しく書きます。
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