今週のリゾートトラストもですが、
先週の
ブリヂストンレディスオープンも、
山下選手が優勝しましたね。
おめでとうございます。
書きたい事はいっぱいあるのですが、
なかなか追いつかない。
3月、4月に書こうと思っていた日本の女子、男子ツアーの今年の展望等もまだかけていません。
山下選手のブリヂストンオープンの
14番ホールの9番アイアンのショットかなり良かったですね。
ダウンスイングがいいところから降りてくる。
インパクトゾーンもまっすぐ向けまっすぐの四角いターフが取れている。
ロックがかかるのはもう少し早い方がいいかも。
体が開きぎみインパクトはしている。
ただダウンスイングの懐の良さがすごく効いている。
かなりフラット目のスイングの縦振りだけども
今のところラインが出る。
身長がそんなに高くないので、フラットめスイングでも許されるのかも。
山下選手、
かなり頭が良いように思います。
去年、あれだけ勝っておきながら、
オフのインタビューで、
一勝する難しさをわかっているのでしょう、
まずは一勝と言うことを言っておられました。
あれだけ勝てた選手が、
新しいシーズンを迎えようとするときに、まずは一勝と言う謙虚の気持ち。
大切なことだと思います。
稲見選手のように、
圧倒的強さと言うものではなく、
本当に勝つことの難しさを感じてるのかもしれない。
それでもあれだけ勝ってしまう。
そして、先週でプレーオフで岩井千怜選手に負けた時も、
飛距離では劣っていたんですが、
コメントとしては、
飛距離を求めるのではなく、
100ヤード以内の精度を上げると言うことを言っておられました。
まるで昔、
青木功選手が100ヤード以内は世界一と言われたことを思い出しました。
このブログで、
大化けすると言う言葉を使ったのは、
山下選手と阪神タイガースの村上投手に使っただけかな。
去年の山下先生のブログを見ていただければわかると思います。
稲見選手のスイングは、変則的で一時的に終わると書いてあるし、
西郷選手に関してもつよいのは一時的なものと言う事は、これもこのブログで去年、
書いていますが、
山下選手だけは大化けするかもと書いています。
ただ、山下選手のスイングもボロ、欠点が出てき始めた部分もある。
年の初めに、放送されたとんねるずのスポーツ番組で、
浮島の人に向かってアプローチショットを打つ、
それを浮島の人がグローブで取ると言う恒例のシーンがありますね。
山下選手が
昨年とトーナメント中には見せなかった、
切り返しで手が外に行くと言う場面がありました。
このまま今年のシーズンを迎えると調子が悪くなるかなとは思っていましたが、
シーズン当初は直っていました。
僕が見逃していただけかもしれませんが、
昨年にはこの切り返しの欠点はなかったような気がします。
何試合か見ていくうちに、
山下選手にこの欠点がでたり、直ってたりたり、ばらつきが見えますね。
それと、その切り返しの手の欠点が出なくても、
体全体、
頭がダウンスイングでボールによっていくと言う欠点も出たりしています。
体が硬くなってきたり、
筋力など弱い部分が出てきている証拠です。
アメリカや海外に行きたい気持ちもあろうかとは思いますが、
この選手もう少し日本で勝ってからと言うことを言います。
勝選手や西村選手などの海外に行こうとする中、
やはりクレバーな選手なのかなと言うのをすごく感じます。
後藤先生は、
常々、準備が大切、
メジャーで優勝できる実力のスイングは無いのに、
メジャーに出場するなと言う事は言っておられました。
鈴木亨選手が全英オープンの出場権を獲得できた時も、
それを拒否して、
日本で練習する位の気持ちでないといけないと言うような趣旨のことを言っておられた記憶があります。
経験を積むと言うことも大切ですが、
やはりスイングが大切です。
ここで書いている事は、
スイングを見て書いています。
後藤理論に当てはめて、スイングを見ていると、その人の将来、
結果などがよく見えてきます。
以前からこのブログでも書いているように、
笹生選手、
渋野選手、
畑岡選手、
古江選手の次に来る選手、
山下選手は
古江選手の域に達しようとしているのかな。
今、
笹生選手や渋野選手は調子が悪いので、
山下選手の方が上を行っているのかも。
ただ、笹生選手に対してメジャーを優勝する前に、メジャーを優勝できる選手と、このブログで書いたほどの実力はまだ今ないですね。
もっともっとスイングを良くして成長してほしいものです。
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