命日

 この返答ですが、野人君と話をしたところ、彼には一度、止められました。

「例のブログは僕も見ましたが、中尾さんの事については全然違う事が書かれているし、光氏のことも高弟と崇めているみたいですし、かなり言ってることが怪しい。匿名性を盾に好き放題言ってるだけですから、相手にしないほうがいいと思いますよ」と。

こう言われましたが、それでも今回は、返答の意をこめた記事を投稿します。なぜなら
それが、後藤先生の遺志、遺言だからです。

写真は、
葬儀の時に
「中尾君、持って帰りなさい」と頂いた後藤先生の遺骨です。
私が自分のクラブを置くために借りている家に大切に置いてあります。

後藤先生のお墓参りに行っていただけた方もあったようで、
後藤先生も喜んでおられると思います。

なぜ命日にあのブログを投稿したかと言う問いかけがありました。
その返答ですが、
それは、
後藤先生の遺志、遺言だからです。
元後藤塾生を一切認めない、
ちょっとかみの人も含めて、
後藤先生は一切認めない
と言うことを晩年、常々口うるさく言っておられました。
だから、
後藤先生が後藤塾生と認めているのは、
野人君と、
小林一郎くんと、
私だけなんです。
この事はこのブログの最初にも書いています。

それ以外を認めないと言うことが、
それ以外が後藤理論と語ることなかれ、
それが後藤先生の遺志、遺言だからです。

そして、私は後藤理論を継続していく人たちを探していかなければなりません。

本当は野人君がやってくれるといいんですが、
野人君はもう今、
別の道を歩み出しているのと、
人には向き不向きと言うものがあるとするならば、
そういうことには向いていないかもしれない。
そして、ゴルフを仕事としているのは私だけなので、
私がやっていくしかないのです。

私のところには、
後藤先生が書き残された自宅などに残っていた文献の全て、

後藤先生が使われていて残っているクラブの全て、

があります。

これはその1本ですが、いろんなクラブをを少し公開していこうと思います。

これを
また後藤理論を理解して受け継いでもらえる人を探さなければなりません。

受け取ってくれる人が、
続けることのできない人、
途中で投げ出すような人ではあってはならないからです。

後藤先生を見ていて、いろんなことが勉強になりました。
もちろんゴルフもですが、
やはり続けること
「継続」の大切さ。

「アマチュアは賞金が必要なわけではない、
だから一生スイング改造だ。
大型完全スクエア打法を目指して、
世界一長寿を目指せ」

ゴルフは正しくすれば、健康にすごく良いものだと後藤先生は考えておられました。
一生続けると言う事ですね。

他にも一発屋を嫌った。

1年だけ賞金王と言うの、
1回だけ優勝と言うのを、
若くして活躍して賞金を稼ぎ早く引退して、
その名声で生きていく、
早稲の人生をあまり好まなかったかな。

織田信長や、
豊臣秀吉のように一代で終わるのではなく、
徳川政権のような何代も続くように
していくことを考えた。

「継続」

そのために
「継続」をしていくためにどうすればいいのかと言うこともちゃんと後藤塾生には教えてくれた。
ここでは、そのやり方を詳しくを書くのは控えておきますが、
私はできるだけその教えを、
そのやり方をやっているつもりです。

だから、ジャンボ尾崎選手は何回も賞金を取れたし、
51歳まで賞金王だったかな、
最後にトーナメント優勝したのは54歳だったかな。
これだけ活躍できた選手は過去にはいなかったでしょう。
(まさに、徳川政権)

メジャー大会も、1勝ならまぐれでもできる、
2勝して本物。

ニクラウスに関しては、
「わしが教えたら、一生現役だ、
一生現役は無理でも、
60歳でメジャー大会優勝だ」
と言っておられました。

後藤先生はとんでもないことを言うなと聞いておりましたが、
実際、トムワトソン選手が59歳で、
全英オープン、プレーオフまで行ったのを見ると、
後藤先生はやっぱり本気で言っておられたんだなぁと言うのを感じました。

エンジェルスの大谷選手のチームメイト、
アデル選手がX(Twitter)に書いた記事ですが、
アデル選手の大谷選手から学んだこととして

「ショウヘイのような活躍する選手から学べるとすれば、それは継続性だ」と言っておられます。
「エンゼルスの選手は、球界最高の選手から学ぶことができる。
だからハッピーなんだ」
ここでも、やはり「継続性」という言葉が出てきます。

見てて思うんです。
超一流は「継続」ができる。

王貞治選手然り、
イチロー選手然り。
一本、スジが通っている。

そういう点では野人君はすごいですよ。
マスターズでは優勝できなかったけれど、
ゴルフに対する姿勢、
後藤先生のところに10年以上、
後藤理論を習得のための
ゴルフ一筋の生活。
あの生活は、
私にはできないと思った。

過去にいた後藤塾生の中で、彼がダントツの一番。

それは、
大谷選手級、イチロー選手級の生活に匹敵する生活だったと私は思っています。

あの生活ができる人間は、
私の中ではヒーロー、
人間的にリスペクト、尊敬のできる人間ですし、
信頼できる人間です。

墓参りに行ってくれた方は、
千葉の「うなぎの寝床」の練習場にも2、3回?お越しになられたことがあるようですね。
聞きました。

あの練習場に来たことのある方は非常に少ない。

野人君と
オイラさん
私と、
小林一郎さんの親子と、
私が教えていた中川プロ、
それと、私の教えていたアマチュアの生徒さん、3人、
それに、
墓参りに行ってくれた方のブログに書いてあった元塾生の彼がたまにお越しで。

あと、1人か2人お越しになられた方があるかもしれませんが、そんなもので。

後藤先生の息子さんですらお越しになられたことがありませんでした。
ご存知ですか?
後藤先生は息子さんと亡くなられる前、5年間くらい会っておられません。
電話もされておられません。
絶縁状態でした。理由を書くのは避けておきますが。

その墓参りに来てくれた方のブログに、
その練習場で、
私が後藤先生の直接指導を受けたことがないと言うことが書かれていましたが、
それは事実ではありませんね。
私はあの練習場に何回も行きましたし、
先生の前でボールも打ちましたし、
トレーニングもさせていただきました。

次回か次々回の時に練習場で練習した写真などを投稿したいと思います。

あなたは、
私を元塾生の誰かと勘違いされているのではないでしょうか?

あなたがブログで書かれた元塾生の方は、もしかしたらあの練習場で、先生の前でボールは打っていないかもしれませんが。

勘違いでなければ、
その私が後藤先生の直接指導をその練習場で受けたことがないと言う情報をどこから入手されたのでしょうか?
後藤塾の内情をあまりご存じでない方が、
後藤塾のことをお書きになるのは差し控えていただいたほうがいいと思います。

あの練習場を訪れたものが少ないですし、
あの練習場で後藤先生の直接指導を受けたのは、
もちろん野人君がダントツで1番多いのですが、
その次に後藤先生の直接指導を受けているのが多いのは私です。

全く事実とは異なることが書かれていますので、削除していただくか、
訂正していただけるとありがたいです。

あなたがもし、
他のブログで、
他のところで、
事実無根ことを書かれるとどう思われますか?
逆の立場のときのことを考えていただけるとありがたいです。

昨今、
インターネットの匿名の負の書き込みで、
困られている方や、
自殺をされる方などもあります。

私は、昭和の人間でありますから、
親から、
影で悪口を言うな、
悪口を言うなら、本人の前の言え
と教えられてきました。

私は素性を明らかにしているつもりですし、
この中で、
いろんなゴルフ選手のスイングの評論をするのは、
その選手たちに迷ってほしくないから。
その選手たちが進むべき方向を、方法を知ってほしいと思うからです。
ゴルフ界が少しでも良くなってほしいから。
それがこのブログの存在意義だと思っています。

その選手たちを批判するためではありません。
少しでも役に立てばと思っています。

私は平成2年から後藤先生に教わるようになりました。
先生が亡くなるまで、ほぼ30年です。

私の前に入った方も、
私の後に入った方もほとんどみんな辞めていきました。

後藤先生が亡くなられた年の正月に千葉に行った時に、
後藤先生は私に
「後藤理論をフェードに変えたぞ」と言われました。

後藤先生から晩年、フェードを教わったのは
野人君と私だけでしょう。

物事を始める
最初のとっかかりは、軽い気持ちでも良いのかもしれません。
ハンマー投げの室伏選手は、
三日坊主でも良いと言うことを言っておられましたね。そんな軽い気持ちで物事を始めてみる。

子供の頃は、
1つのスポーツと決めず、
いろんなスポーツを経験した方が、
その人のためになったりもしますし。

でもこれは私に合っている、
これがいいと思えたら、
それを続けていくのがベストだと思います。
後藤理論もそうです。
どんなものかなぁと言う軽い気持ちも良いですから、一度、体験してみてください。そしてその素晴らしさに気づかれたのならぜひ続けてみてください。

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